• "静岡マニフェスト"(/)
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  1. 静岡市議会 2008-03-14
    平成20年 生活文化環境委員会 本文 2008-03-14


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前9時57分開議 ◯中山委員長 昨日に引き続き、生活文化環境委員会を開催いたします。  まず、傍聴の希望者が定員の6名を超えておりますので、入室できる範囲で増員したいと思いますが、よろしいでしょうか。             〔「異議なし」〕 2 ◯中山委員長 それでは、そのようにいたします。  本日は、議案9件、請願1件の審査をお願いします。また、報告事項が2件あります。     ────────────────────────────── 3 ◯中山委員長 それでは、生活文化局の審査を行います。  最初に、請願の審査を行います。  請願第1号、総合歴史博物館建設に関する請願を議題とします。  なお、本請願については、訂正願が提出され、議長において訂正の許可がなされた後に本委員会に付託されておりますので、お手元にお配りした訂正後のもので審査を行います。  初めに、請願者から趣旨説明の希望がありますので、これを許可したいと思いますが、よろしいでしょうか。             〔「異議なし」〕 4 ◯中山委員長 御異議ないようですので、請願者の趣旨説明を許可します。  趣旨説明に先立ち、請願者の方にお願い申し上げます。  まず、御住所とお名前を述べていただき、趣旨説明については5分以内で簡潔に述べていただくようお願いいたします。  それでは、趣旨説明をお願いいたします。 5 ◯荻野請願者 おはようございます。静岡市牛妻2288、荻野 覚と申します。静岡歴博の会の会長を務めております。  本日は、このような機会を与えてくださいましてありがとうございます。  私ども静岡歴博の会は、本年1月26日に設立総会を開きまして、静岡市に総合歴史博物館建設を目標にいたしまして、署名活動それから請願書の提出ということで、それを決議いたしまして、以後運動を始めたわけであります。
     参考のために、趣意書をお手元にお分けしてございますので、趣意書をごらんになっていただきたいと思いますけれども、これは請願書と意味、内容、趣旨は同じでございますけれども、一般の市民の皆さんに対してお知らせをする、それから賛同を求めるということでございますので、非常にわかりやすく平易に書いているものでございます。おわかりですか。  そういった経過がございまして、去る2月22日、中身はごらんにならなくても結構でございます。後でごらんいただければと思います。請願の趣旨と内容は同じでございますけれども、一般の市民の皆さんに状況を、こういう状況であるということと、それからぜひ私どもの運動に賛同していただきたい、署名をいただきたいと、そういうような趣旨でもって非常にわかりやすく書いているつもりであります。そして、その後ろには、総合歴史博物館とは一体何であるかというようなことの説明を書かせていただいております。  そういうような経過がございまして、去る2月22日、401名の署名を添えまして、請願書を杉山市議会議長様に提出したところでございます。  今回、私どもがこの運動に取り組む契機となったのは、昨年の11月に静岡市議会定例会の千代議員さんの質問に対しまして、当局の答弁をお聞きしまして、私、そのとき傍聴していたわけでありますけれども、そしてつい先日まではその議事録がなかったんですが、きのう、たまたままた引っ張っておりましたから議事録が出てきまして、もう一遍確認してきたわけでありますけれども、もちろんこういった趣旨の運動とか陳情というのは繰り返しやられているわけでございますけれども、私どもは、先ほど申し上げましたように、設立総会で、今度は議会に対して請願をしていこうと。請願をすることによってこの今まで経過とか、そういったものをはっきりさせていただこうと、そういうつもりでございました。  千代議員の質問に対して、それからその翌日の新聞の報道によりますと、平成15年3月に、旧静岡市において策定された総合歴史博物館基本構想が、静岡、清水の合併とかそれから政令市への移行とか、そういう過程でもって歴史文化施設というふうに名前が変えられているわけですね。私もその経過がよくわからなかったものですから、総合計画の審議会の議事録が16、7回開かれているわけですが、それを調べたり、それから当時の17年の市議会定例会の田形議員さんですか、田形議員さんの質問に対する五十嵐部長の答弁なんかをインターネットで検索して、確認して、あれあれ、こういう格好で五十嵐部長が言ったものですから、今度の古屋局長も同じことを言っているんだなというふうに承知したわけであります。  しかし、そういうことで、私もこの第1次の静岡市の総合計画でございますが、これを見ていきますと、やはりあそこで歴史文化施設という名前になってしまっている、それをやはり一番もとへ戻していただきたいというのが私どもの趣旨であります。  請願を通じて、私どもが一番まず説明してほしいということは、総合歴史博物館歴史文化施設に変更された経過、並びに現時点における両者の差異というのをはっきりさせていただきたいということであります。変更の経緯、それから教育委員会から市長部局へ変わっている、それはそれで、それから総合歴史博物館基本構想歴史文化施設に変わっている、名称は変わったって構わないんですね。それから、組織が変わったって構わないんですが、構わないというのは、それが一番効率的であり、効果的であるというんだったら全然問題ありませんけれども、以後の状況を見てみますと、どうもそういうふうな展開になっていないように私どもは感ずるわけであります。  そういったことで、私どもの請願の内容を申し上げますと2つございまして、1つは、政令市静岡市に真にふさわしい歴史文化行政を確立してほしいということであります。博物館建設を、単なる箱物づくりということじゃなくて、まちづくり、人づくり、そういったものに位置づけて私どもは考えているわけであります。施設建設に先行して、施設については時間がかかるかもしれませんが、少なくともハードに先行してソフト、組織体制づくり、これを急ぎませんと、貴重な歴史資産の流出、廃棄、そういったものが進んでしまうんじゃないのか、こういうふうに思っております。これが第1でございます。  第2が、歴史文化施設は、総合歴史博物館基本構想を尊重していただきたいというわけであります。もとに戻って、もう一度この、今、青葉小学校のところへつくるという、市長マニフェストに載っておりますその検討についてはもう一度、その平成15年3月につくりました基本構想のところへ戻って、立ち返って、それと同じということじゃありません。もちろん基本構想をそのままと言っているわけではありませんけれども、それを踏まえてという言葉で古屋局長、この前答弁しておりましたけど、踏まえてじゃなくて、もう少しきちんとやってほしいということであります。  そして、その中では、もう一つ大きいことで申し上げますと、文化財保護法とか博物館法、そういった法律に基づいた施設にしてほしいということであります。もちろん皆さんおわかりのように、そういうふうに博物館法にのっとっておりませんと、重文とかそういうものが展示もできないし、保管もできないということでございますので、それはぜひお願いしたいと思います。  それから、もう一つ、今川、徳川時代に特化するということを言っておりますけれども、古代から現代まで、また茶文化とか地場産業、芸能の歴史を含む真の意味での総合ということを目指していただきたいというふうに思っております。歴史文化施設は、市長マニフェストによれば、青葉小学校跡地に平成22年度までに、場所と時期について具体的な目標が示されているわけでありますけれども、これの現状と今後どのような手順でこれが進められるかということを、ぜひ説明願いたいわけであります。  委員の皆さんのお手元には、最近の新聞記事のコピーをお渡ししてあります。1つは、県立美術館の宮治 昭氏のものでございます。いま一つは、これは日経新聞でございますけれども、小中学校生徒に地域学を教えるという京都学、奈良学、それから宮崎でしたか、そういったものを教えるものを、取り組みの記事でございますので、御参考までに見ていただきたいと思います。以上時間でございますので、終わりといたしたいわけでありますが、最後にもう一度繰り返しますと、1つは、歴史文化施設総合歴史博物館のどこがどう違うのかということが1つ、2番目は、博物館の建設を、単なる箱物ではなくてまちづくり、人づくりに生かしてほしいという、生かしてほしいじゃなくて生かそうという、そういう私どもの願いであります。  それから、第3番目は、市長マニフェストによるその青葉小学校跡地、22年度までにつくるというその構想というのが、今、どんな状況になっているのか、そして、それをどんな手順で進めるのか、もう青写真ができているという声もちょっと私どもの耳に入ってまいりましたんですが、その辺も含めまして当局の説明、それから委員さん方の御検討をお願いしたいと思います。  以上でございます。どうもありがとうございました。 6 ◯中山委員長 委員の皆さんから、請願者に対しての質疑はありますか。 7 ◯白鳥委員 御説明、ありがとうございました。  1点、ちょっとお伺いをしたいんですけれども、静岡歴博の会というのが1月26日に発足をされて、それ以降、署名活動等、請願に向けて御尽力をいただいてきたというお話でありましたが、この期間の間でこの歴博の会として、市当局との話の場というのは持たれたことがあったのかどうなのか。なければ、ないということで結構です。それから、もしあって、その中で市のほうからの何らかの説明を受けたとするならば、それに対してどんなふうな受けとめ方をされているのかということをまず聞きたいと思います。  それから、この歴博の会の構成されている方の会員の中で、この会が発足する前に、そういう市当局の方との話し合いの場の接点というのを持たれたことがあったのかどうなのか、その辺のことについてちょっとお聞かせください。 8 ◯荻野請願者 私にこの会の代表を務めろというふうな話がありましたのは、昨年の10月ぐらいだったかと思います。その10月ということで、その後に千代議員さんの質問があるというから、じゃ、とにかく何もわからずに代表を務めるというのは、これはちょっと自分としても切ない感じがいたしましたので、最初に、千代議員さんの、議員さんと当局とのやりとりを聞きました。そのときは、余りよくわからなかったですね。歴史文化施設というのと、総合歴史博物館基本構想というその違いも何もよくわからなかった。だもんですから、計画を調べたり、17年に策定されました政令市以降の計画を、議事録を調べたり、いろんなことをやってまいりました。  それから、議会の議事録を調べたり、そういう中でやはりちょっとこれはわからぬなというのは、先ほど申し上げたようなことでございますが、これはちょっとペーパーにして文化財課の担当の方に私は質問をいたしました。しかし、それ以降は、一切私はやってないんです。やってないというのは、いろんな会の皆さんから、いろんなお話を聞いたりあれしましたんですが、請願をするんだから請願の場でもってきちっとやってもらえばいいじゃないか。むしろ先にやって、なあなあでやろうなんていうそういうつもりは全然ない。そんなような感じでございました。 9 ◯岩ヶ谷委員 それでは、恐れ入りますけど、請願者のほうにお伺いいたします。  ここのところでもって、最初の請願項目1、2とありますけども、2のほうで、歴史文化施設に関する基本構想はという云々となっているわけでございますけれども、私たちのほうも、細かくはありませんが文化財保護法とか、または博物館法という法律があることは存じ上げております。皆、今、この中でもって請願者のほうで文化財保護法博物館法等というふうになっておりますけども、この部分の等についてはどのようなことを指しているのかを御説明願いたいと思います。  それから、いま一点は(2)、大きい2のその下の(2)、今川、徳川時代に特化するにとどめずと、こう書いてありますね、云々で。一番最後の項目のとこに、静岡の空襲等の記録を含めることと書いてございますが、この空襲の件につきましては、今までも陳情がなされたり、または請願がなされたというふうに確認しておりますけれども、これについて平和資料館との話し合い等があるとすれば、どんなことがあったのか、この2点をお伺いしたいと思います。 10 ◯荻野請願者 私、法律は余り詳しくありませんですが、少なくとも会員の皆様方から、先ほど申し上げましたように、10月から正式にはこの運動に入りました。それから、ですが、ほかの皆さんはもう前からずっとやって、陳情を繰り返しているということでございまして、その皆さん方からレクチャーを受け、そしてなるほどと思ったわけでありますが、その中に博物館法それから文化財保護法、そういう法律に基づいた形でいわゆる学芸員がきちっといて、そこに宮治さんの文章もありますが、学芸員の仕事とはというのがありますけれども、そういった方、組織、体制ができていないと、それから、これはちょっと言い方があれかもしれませんが、例えば文化庁とかそういったところからお金をもらうためには、補助をもらうためには、そういったきちっとしたものでなければならないだろうと、そういうのでございました。  それから、もう一つ最初の五十嵐部長の答弁は、徳川時代に特化したというふうな答弁だったと思いますが、その経過はよくわかりませんが、今川、徳川時代に特化したというふうに途中で変わっています。私もかなり細かくこういったものを調べましたんですが、よくわかりませんでしたが、今川、徳川時代じゃなくてやはり古代から弥生の時代から、それから戦後の歴史ももう大変な期間がたっておりますし、変なことを言うようですが、大道芸だって、それから政令市移行のこのあれだって、10年、20年のこういう歴史になっている。そういったものをきちっと保存し、そして記録をしておくということが大事であろうと。今川、徳川時代に特化したということではなくてということで、そういうつもりでそこへは書かせていただいているわけでありますが。 11 ◯中山委員長 等のところがちょっと。 12 ◯荻野請願者 等はそれに関連したものというようなつもりでございまして、具体的な法律については、私すみません、だれか知っているのがきょうはおりませんけれども、そういうつもりでございました。  平和資料館さんとは、特にこれは言っておりません。歴史というものをただ空襲の昭和20年の6月19日、20日ですか、あの辺の記録というのは、私も春日町でしたかあっちのほうへは何回か伺ったことはありますけれども、直接個人的には全然存じ上げておりません。ただ大きい歴史の中では、あれも大事なものであるということで、言い方が悪いかもしれませんが、こういったものは思想的な部分とか左とか右とかとそんなものは全然関係ないんだというのが私の考え方でございます。会員の皆さんは多少意見が違う方もいらっしゃるかもしれませんけれども。 13 ◯中山委員長 ほかに。いいですか。  それでは、質疑を終わります。  請願者の方は傍聴席にお戻りください。               〔請願者傍聴席へ移動〕 14 ◯中山委員長 次に本件に対する当局の対応について説明をお願いします。 15 ◯稲葉文化財課長 静岡市歴史文化施設について御説明いたします。  当施設は、静岡市の古代から現代に至るまでの歴史や文化を体系的に収集整理し、これらの資料を活用することで多くの市民の皆さんに静岡をさらに理解していただき、郷土愛の醸成を促進するとともに、全国に向けて歴史文化のまち静岡を発信していこうとするものでございます。  この施設の建設に関しましては、平成15年3月、合併前の旧静岡市において静岡市総合歴史博物館基本構想が策定されておりますが、合併後の平成17年、新市における第1次総合計画において今川、徳川を中心とする歴史文化施設として改めて登載されたところでございます。そのため、新しい基本構想は、静岡マニフェスト2007に記載されておりますように、平成22年度までに策定いたしますが、平成15年に策定された静岡市総合歴史博物館基本構想を踏まえる中で、専門の先生方や公募による市民の皆さんにより組織する基本構想検討委員会で審議していただくことになります。その後、基本計画、実施設計へと進めることとなります。  展示内容につきましては、文化や産業などに大きな影響を与え、現在の静岡の基礎を築いた今川、徳川時代を中心として広く原始古代から現代までの歴史資料を収集展示し、市民の皆さん、特に学校教育と連携することにより、次代を担う子供たちの教育に活用していく施設にと考えております。  また、この施設は、国宝や重要文化財などの展示に必要な文化財保護法博物館法に基づく設備や体制を整えた施設を基本といたしますが、さらに市内公立、私立の歴史施設と連携し、相互貸し出し、情報のネットワーク化などを推進する歴史文化の拠点としての機能を有し、市民の皆様に認められる施設としてまいりたいと考えております。 16 ◯中山委員長 当局の説明に対しての質疑はありますか。 17 ◯繁田委員 1点お伺いしますが、今、法に基づく施設という説明をいただきましたけども、具体的に博物館の種類にはどんなものがあるのか、まず教えていただけますか。 18 ◯稲葉文化財課長 資料は、また後ほど委員の皆様に配付させていただきますが、博物館は大きく分けまして3つに分けられます。まず、博物館法に基づいては2つでございますが、登録博物館、それと博物館相当施設、この2つになります。それと、これらの法律に基づかない博物館類似施設の3つということになります。  具体的には、博物館法に基づく登録博物館博物館相当施設というのは、中の規定にございますように、設置主体、面積、学芸員の数、年間開館数など、これらによって決定をされていくわけでございますけども、特にこの2つの施設の大きな違いなんでございますけども、登録博物館は、公立の場合は教育委員会が設置することというふうになっております。それから、登録博物館になりますと、国の補助金が受けられること、そして、個人などが寄附をする際には優遇税制が適用されるというようなことになっております。  しかし、現在は教育委員会の再編が進んでいることや、補助金制度が現在は廃止されております。そういうことから、登録博物館博物館相当施設という区分をなくして、一本化していこうというような国の動きがあるというふうに聞いております。  それから、最後に類似施設というものでございますけども、名前のとおり、根拠規定は全くありません。設置者の意思において自由にその規模を決定することができる施設でございます。この類似施設の半数近くは、面積や学芸員の数など、文化財保護法博物館法をクリアしておりますが、近年では、先ほど御説明いたしましたが、博物館法のメリット、補助金がなくなってしまうと、なくなってしまったというか、そういうものもございまして、ほとんどの自治体が類似施設というものを建設するようになっております。  最近の例では、東京都の江戸東京博物館のように、非常に大きな施設でさえ博物館法にのっとらない類似施設というようなものを建設しております。 19 ◯繁田委員 それじゃ、最後に、今、課長さんから種類それから利点、メリットをお聞かせいただきましたけども、平成15年からの経過があります。そして、今、こうして請願も出されました。これで審議をしていただいて、その方向性が定まるわけですけども、静岡市として、今、説明を受けた3つの種類、どの博物館を選択をしようとするのか、お答えできる範囲で結構ですけども、お教え願いたいと思います。 20 ◯稲葉文化財課長 本市の施設の位置づけという御質問でございますけども、先ほども御説明をいたしましたように文化財保護法博物館法、それぞれの法に基づくことを基本といたしまして、今後専門の委員の先生方、あるいは公募による市民の皆さんにより設置される検討委員会の中で審議をしてまいりたいと考えております。 21 ◯三浦委員 1つお伺いします。  課長の今の説明ですと、今というかこの前の説明ですと、古代からのもの、今川、徳川にとどめずという感じのお話を、古代からのいろいろなものについて展示するというふうに聞いたように私は思ったんですけれども、ここの請願項目の中の大きい2番の中の(2)には、今川、徳川時代に特化することにとどめず、登呂の時代とかというふうに書いてございますけれども、これは今の説明ではクリアできると考えていいんですか。 22 ◯稲葉文化財課長 先ほども御説明をいたしましたとおり、特化するということではなくて、それらを中心として古代から現代までの一連の資料を展示をしていくということで、特に御存じのように今川、徳川につきましては、静岡の基礎をなした時代でもございますので、また資料もたくさん残っておりますので、かなり中心的なものになろうかとは思いますけども、そこだけではなくて、古代から現代まで、すべてを展示をしていくというふうに考えております。 23 ◯三浦委員 わかりました。くどいようですけれども、したがって、さっき言った(2)については、ここの請願項目には沿っていけるというふうに考えていいのかということはどうでしょう。 24 ◯稲葉文化財課長 静岡市には登呂遺跡がございまして、今、改修を進めております登呂博物館が22年に完成することにはなっておりますけども、これはやはり登呂のものだけに特化するということにいたしまして、その他のものについては今後建設される博物館の中ですべて扱っていきたいと、そのように考えております。 25 ◯青木委員 こうした総合歴史博物館構想ということで請願が出されておるわけなんですけど、こうした請願の願意に沿いますよということになりますと、正直申し上げまして、今までのこの進め方の中で行政当局、歴史文化施設ということでいきましょうということが打ち出されてあったわけですよね。それが青葉小学校跡へ22年度までに完成予定として進めていくんだということが市民には知らされてきた中で、この辺を願意に沿っていきますよということになると、くどいようですけど、それなりの基本構想の検討委員会で審議をしていくんだからということになっていくという説明も受けた中で、とりあえずは行政当局が打ち出しました歴史文化施設というものは白紙に戻すということの受けとめ方でよろしいんですか、その辺をちょっと答えていただきたいと思います。 26 ◯稲葉文化財課長 白紙に戻すという表現はちょっと、説明をちょっとできないんですけども、そのときに特化するとか、そういうようなことで始めた部分につきましては、特にそこに焦点を当ててやっていくというふうに現在理解しておりますので、静岡の中心をなしたその時代を中心にそれらについてもすべてやっていくということで、特に白紙に戻すということでなく、それを基本として進めていくというふうに理解していただきたいと思います。 27 ◯青木委員 考え方、その基本は大事にして、そうした検討委員会にも審議してもらいますよということで受けとめさせていただきます。  それはそれでいいと思いますけど、私どもは、清水区の立場としてちょっとお伺いしたいなという点もあります。それは、旧の清水市でも博物館構想はありまして、長い年月をかけながら、やはり同じような道をたどって、博物館よりは歴史資料館的な色合いを持っていくほうがいいだろうということも行政からそのとき打ち出されて、それもいろんな議論を呼んだいきさつがございます。  その中で、私どもがやっぱり一番心配したのは、中身の問題だったです。博物館構想にすれば、中へ入れるものが一体何があるかということが原点に戻されまして、そのとき、いろんな、悪く言えば土産物店になるかもしれないですけど、いろんな資料があるよということで、そうした海にちなんだ博物館構想でいこうということで、そういった資料を求めるために、お金の捻出はどうでもいいとしても、そういったことが議会へ出る手前で私どもでいろいろ勉強して、その買い求める資料まで見に行ったいきさつがございます。こんなものを博物館の中へ入れるなんて本当に考えてるのなんていういろんなそういった意見も出たりした中で、それも取りやめになったいきさつがあったですよ。ずっとその経緯の中で、やはり博物館をつくるためには市としての人口規模からして、非常に難しいというような一方流れがあったように私は記憶しております。  もう一つ、政令市になったこの静岡市で、また博物館構想がわいてきて、総論的には私ども大賛成ですけど、その辺、中身を検討していく場合に、まさか旧清水市と一緒のようなプロセスを歩むとは思わないと思っておるものですから、そういった建物がしっかり構築されれば、中身の問題は全く心配ないのか、その辺についても文化財課からちょっとお聞きしたいと思うんですけど。よろしくお願いします。 28 ◯稲葉文化財課長 展示をするものという考えでよろしいですね。  静岡市におきましては、今、埋蔵文化財発掘調査、かなり進んでおります。それらの展示、あるいは今川、徳川あたりのかなり貴重な国宝級のものも近辺の神社仏閣等にございます。ただ、御存じのように、静岡市は保管施設といいますか収蔵施設が余り整っていないという関係上、一堂に会するということができない状況にございます。  そういうことで、今回、この博物館にそういった施設を設けまして、寄託といいますか預けていただくことになるんですけども、そういった個人の方あるいは神社仏閣等の所有しているもの、貴重なものを一堂に展示できるというふうに考えております。 29 ◯青木委員 はい、結構です。 30 ◯中山委員長 ほかに質疑。いいですか。  それでは、質疑を終わります。打ち切ります。  それでは、ただいま議題となっている請願はいかが取り計らいましょうか。御意見ありましたらお願いします。挙手でいきますか。  それでは、請願第1号を採決します。  請願第1号は採択することに賛成の方の挙手を求めます。             〔賛成者挙手〕 31 ◯中山委員長 全員一致でございます。ということで、請願第1号は採択することに決定いたしました。  なお、本請願の採決で、全員一致でございますので、委員会としてこの総合歴史博物館構想、これが早く進むように当局の方針が遵守されることを期待するという附帯をつけましていきたいと思いますが、いかがでしょうか。             〔「異議なし」〕 32 ◯中山委員長 では、そのように。 33 ◯岩ヶ谷委員 今の遵守の中に、1点。  十分審議会で、検討委員会で協議するということも含めていただきたいと思います十分審議して、それで当局のほうは早くどんどん進めていくということをお願いします。 34 ◯中山委員長 皆さんの御意見は。             〔「いいです」〕 35 ◯中山委員長 じゃ、そういうようにさせていただきます。  じゃ、以上で請願の件については打ち切りといたします。  では、請願者の方は御退席いただいて結構です。     ────────────────────────────── 36 ◯中山委員長 次に、議案の審査を行います。  議案第39号平成20年度静岡市一般会計予算所管分外、議案第42号、議案第59号、議案第64号、議案第74号、議案第75号、議案第85号、議案第91号及び議案第92号の9件を一括議題とします。  審査の順序としましては、当局からの説明を聞いた後、質疑に入り、その後、要望・意見、討論を述べていただき、採決を行うことといたしますが、議案第39号については、昨日の環境局所管分とあわせて討論、採決を行いますので、御承知おき願います。  なお、公民館を生涯学習センター、生涯学習交流館とするための条例及び予算に関しましては、本日は教育委員会からも説明員の出席を願っております。内容によっては教育委員会側からの答弁を願うことがあるかもしれませんので、御承知おき願います。  それでは、議案9件について順次当局の説明をお願いいたします。             〔当局説明〕 37 ◯中山委員長 それでは、暫時休憩しまして、再開は1時とします。                 午前11時57分休憩     ──────────────────────────────                 午後0時57分再開 38 ◯中山委員長 それでは、皆さんお集まりのようでございますので、再開いたします。  午前中の説明に対して質疑を行います。 39 ◯三浦委員 簡単に1つお願いします。  動物園のことですけども、何で笑うの。動物園1つお願いします。  非常にこの間からというか、ずっと私、動物園私設応援団長なものですから、うるさいことばっかり言って申しわけないんですけども、非常に答えていただきまして、大変ありがとうございます。  そういう中で、1つだけちょっとお聞きしたいのは、今回、60億かけて修理もリニューアルもしてくれるし、あるいは進入路、駐車場についての検討もしてくれるということで、大変ありがたいと思っているんですけども、その根拠が入場者60万人ということで設定をしているというふうに伺っているんですけれども、その根拠をちょっと、なぜ60万人なのか、その辺を教えていただきたいと思います。 40 ◯大村日本平動物園長 日本平動物園開園当初、来園者数が87万人ということがありました。かなり多い人数であります。今回の整備計画、構内再整備計画という中で、それに近い数字が入るじゃないかと思いますけれども、今回、ふわふわドームだとかそれから散策路、今後猛獣館、園内の各獣舎の整備をしております。それに伴いまして、進入路、駐車場等の検討をしていく中でございますけれども、そういう中で考えますと、87万人想定、本当は100万人ぐらいの想定をしたいんですけれども、本当は言いたいんですけども、そこまでいきますとちょっと難しい部分があるのかなと思いまして、根拠といいますと60万の根拠というのははっきり言ってないんですけども、大体50万人、清水市、静岡市との50万人が大体来てます、来園者数が。そういう中で、こういった整備を行うことで少なくとも10万人は増すだろうという判断で、60万人という根拠を示したわけでございます。  回答になっているかどうかわかりませんけど、よろしくお願いします。 41 ◯三浦委員 ありがとうございます。  今、話が出たんですけれども、100万人というとちょっとというふうに言われたんですけども、私は、100万人と言ってほしかったし、こういうものはもちろん実現可能な話をしないと、ほら吹いたと言われるケースもあるかもしれませんけれども、何かもっと大きな目標というか、結局私らがいろいろその地元として動物園に対して、あれもこれもというような話をするという裏には、物すごく大勢の人に来てほしいということが1つはあります。
     ただ、そういう中で渋滞とかそういうものが近隣に迷惑がかかってはいけないということの中で、いろいろな施策をお願いしていくわけですけれども、そういう中で先ほど話がありましたけれども、当初の年度には87万人入っていると。名古屋の東山動物園ですか、あれもちょっとよくわからないんですけど、ホームページなんか見てると、ちょっと詳しい数字はわからなかったんですけれども、今まで上野に次いで2位だったものが、旭山動物園に抜かれて3位になってしまったということで、何とか2位を取り戻そうということで、全庁挙げて今、2位奪還に向かって頑張っているんだというようなことが書いてありましたけれども、余り大げさなことを言ってもということもないわけではないんですけれども、ぜひ、今さらどうこうという話はないんですけども、やっぱり100万人ぐらいのことを想定して、それに伴っていろいろな整備をしなきゃならないよというふうに考えてもらったらありがたいなというふうに思ったんですけれども、要するにそれはただ私の希望ですけれども、そういうことというのは動物園としては、やっぱりそういうコメントというのはできないでしょうか。 42 ◯大村日本平動物園長 今の御質問ですけども、確かに100万人、私自身はそういう大きい目標を持っております。東山動物園が200何万人、それで近隣の動物園では豊橋が150万人ぐらい、動植物園ですのであれです。県内でいくと、静岡県の中では静岡市が一番来園者数は多いんですけども、そういう中で今度整備をする中で、当然100万人ぐらいの来園者数を目指しております。  それに伴いまして、そういう今後整備を含めて検討を進めていく。いかにしてお客さんを誘客に結びつけるかと、100万人の近くになるように努力して、それ以上超えるように鋭意努力いたしますので、ひとつ応援団長としてよろしくお願いいたします。 43 ◯三浦委員 ありがとうございます。  まだ名刺はつくってないんですけれども、私設応援団長をやらせてくださいということで園長さんにもお願いしてあって、ぜひお願いしますというふうに言われてるものですから、ぜひそういうことで、地元として一生懸命応援もしていきたいと思いますし、今、世の中が非常に人間関係がおかしくなっていたり、親子関係でも何でもそうですけれども、そういう中で私もそうなんですけど、例えば祖父と孫とか親子とか、そういう関係で動物園へできるだけ来てもらうというのは、今のこの世の中の殺伐とした世の中の動きの中で、情操教育とかその他の面で非常に動物園というのは、私はいいものだと思っておりますので、ぜひ、今さら100万とは言えないのかもしれませんけども、今、言われたぜひ100万を目指して頑張りますということで、私も一生懸命応援しますので、ぜひよろしくお願いします。 44 ◯亀澤委員 それでは、私のほうから二、三質問をさせていただきます。  7)のページ274ページ、市民活動センターの建設費についてちょっとお伺いしたいと思います。  旧の一番町小学校にできる複合施設の整備事業として、市民活動センターがつくられますけども、センターのこれからの開設までのスケジュールについてお伺いしたいと思います。 45 ◯小野田市民生活課長 市民活動センターのスケジュールにつきましてお答えします。  校舎改修を今年度実施いたしますが、新年度にするわけですが、平成21年の1月から6月の工期を予定しております。その後、開設の準備を行いまして、平成21年10月ごろ、秋ごろに開設する予定でございます。運営につきましては、平成20年度の施設運営について検討を行いまして、市民活動センター条例の改正と指定管理者の公募を行う予定でございます。  スケジュール等は以上です。 46 ◯亀澤委員 それでは、そのセンターの運営方式、どんなふうにしていくのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 47 ◯小野田市民生活課長 運営方式についてお答えいたします。  現在、運営しております清水市民活動センターと同様に、指定管理者制度での運営を予定しております。現在実施しておりますパブリックコメントでの意見や、清水市民活動センターを運営している団体、あるいは今、市民活動促進協議会が設置されているわけですが、それらの意見を聞きながら、よりよい運営に努めていきたいというように考えております。 48 ◯亀澤委員 それでは、その施設の大体の概要を教えていただけますか。 49 ◯小野田市民生活課長 施設の概要につきましてお答えします。  1階は事務室、印刷室あるいはオープンスペース、情報コーナー等を予定しております。ここの施設は、1階、2階部分を市民活動センターとしますので、2階については大会議室、小会議室、それから事務ブース、それからスタジオ、オープンスペース、談話コーナー、こういったようなものを予定しております。また、ここにはエレベーターも設置する予定でございます。  オープンスペースでは、各団体が自由に打ち合わせや会議を行うことができます。また、そのまま学校施設を利用いたしますので、その貸しスタジオが用意されておりますので、音楽団体や録音団体の利用が図られればというように思っております。 50 ◯亀澤委員 ありがとうございました。  それでは、同じ7)の259ページ、団塊世代対策について聞きたいと思いますけども、平成19年度はどのような事業を行ってきたのか、ちょっと教えてください。 51 ◯小野田市民生活課長 団塊世代対策の団塊クラブということで、平成19年度につきまして、今年度の事業はどのようなことかというに対してお答えいたします。  暖快(団塊)倶楽部の今年度事業は、情報提供の場としましてウエブサイトを開設し、市民活動団体、あとボランティア団体の情報や暖快(団塊)倶楽部の対策の取り組み状況等の情報を提供したほか、講演会の内容の掲載、あと毎週ラジオで放送しております団塊痛快ラジオ局のトーク内容等を発信しております。また、団塊世代としての各分野で活躍されている方を招いての団塊の本音トークの講演会を2回実施したほか、情報紙を2回作成し、配布を行いました。  なお、情報紙につきましては、3回目の発行を今月中に行う予定でおります。 52 ◯亀澤委員 いろんな事業をしてきたようですけども、その実績についてどのような状況だったか、ちょっと教えてください。 53 ◯小野田市民生活課長 事業の実績についてお答えいたします。  暖快(団塊)倶楽部へ直接訪問しての情報収集に訪れた市民は、2月末現在で113名です。ウエブサイトへのアクセス件数が7月から2月末までに約5万3,000件のアクセスがございました。講演会につきましては、第1回目を8月10日に開催いたしまして、175名の参加をいただきました。第2回目をことしの2月8日に実施しまして、100名の参加をいただいております。  情報紙は、2回発行いたしまして、2万部を企業、関係団体、市内の公民館、図書館、保健福祉センター等の公共施設等に配布を行いました。 54 ◯亀澤委員 それでは、平成20年度では、その暖快(団塊)倶楽部をどのように展開していくのか、ちょっとお聞きしたいと思います。 55 ◯小野田市民生活課長 20年度事業につきましてお答えさせていただきます。  暖快(団塊)倶楽部では、今年度の事業を継続していくとともに、来年度につきまして市社会福祉協議会やライフサポートセンター静岡などとの団体と連携を図っておりますので、今後これらの団体の協力を得ながら、暖快(団塊)倶楽部の場でミニ講座を開催をして、活動のきっかけづくりや市民活動団体との交流などの、団塊の世代を中心とした市民の方々のつながりの輪を広げていけるような事業を実施していきたいというように考えております。 56 ◯亀澤委員 わかりました。  それでは、同じページの路上喫煙対策事業について、指定されてから私たちもまちの中を車なんかで走ってましても、まだまだたばこを吸ってる歩きたばこの方が見られるわけですけども、この効果といいますか、を伺いたいし、指導件数それから罰則、ペナルティーを加えられた方が何人ぐらいいるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 57 ◯小野田市民生活課長 路上喫煙の効果、路上喫煙の対策の効果につきましてお答えいたします。  昨年の4月より指導員により指導が始まりましたので、4月からことし2月末までの指導件数により、その状況について御説明させていただきます。  最初に、呉服町、七間町通りの状況ですが、4月の指導件数につきましては、市内209件、市外の方が91件、合計289件で、20年2月、ことしの2月の指導件数は市内の方が35件、市外が54件、合計しまして89件です。昨年4月とことしの2月末を比較いたしますと、指導により市内の市民の方は、1カ月174件減少しておりまして、約83%、指導件数が減少しております。また、市外の方も37件減少しまして、約40%、全体では70%の指導件数が減少となっておりまして、大きな効果を上げているというように思っております。  次に、けやき通りでございますが、けやき通りは、昨年の11月より路上喫煙の禁止地区になりましたので、11月の指導件数は市内、市外合わせまして40件、それからことしの2月の指導件数につきまして、全体としては19件、全体で50%の減少でございます。同じく大きな効果を上げているものというように認識しております。  罰則の状況につきましては、現状のところ、このような効果を上げておりますので、今のところ罰則というか過料等はありません。 58 ◯亀澤委員 それでは、文化財課の方にちょっとお聞きしたいと思います。  ページ645、登呂遺跡の再整備事業ですけども、新聞報道でも私見ましたけども、復元家屋を鉄骨づくりでつくると私も聞きましたけども、どんなものなのか、ちょっと聞きたいと思いますけども。 59 ◯稲葉文化財課長 現在、19年度事業として3棟の住居の復元を行っております。そのうちの1棟を鉄骨づくりということで、先般、新聞報道等によりまして報道されたところでございます。  ただいま、文化庁などでもかなり文化財の活用ということを上げておりまして、できるだけ文化財を活用していくということになりますと、ただ見るだけではなくて、中でいろいろな、火を起こしたり宿泊ができるとか、そういったものを考えたときに、登呂地域が住宅専用地域ということに当たっておりまして、不燃材料を使ったものを使用しろという規定になっております。そのために、その1棟だけは鉄骨づくりで、中でいろいろな活用、火をたいたり宿泊ができるようにしていこうということでやったわけでございます。内部は鉄骨に木材のものをかぶせるといいますか、そういった特殊な技法を使いまして、ほとんどその木材に違わない、見た目はそのものに見えるようにつくってございます。外のカヤぶきにいたしましても、今回GRCパネルという特殊なものを使いまして、ちょっとガラス繊維をセメントで補強してあるんですけども、ちょっと値段的には高くなるんですけども、ほとんど見た目にはカヤぶきと変わらないというものでございます。間もなく、この3月いっぱいで住居3棟、それから倉庫1棟、さらにその祭殿、祭りをやったところなんですけども、これらが完成いたします。できたところから順次公開をしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。 60 ◯亀澤委員 その鉄骨づくりでつくったというその理由は、今言われたことですか。 61 ◯中山委員長 もう一回。 62 ◯亀澤委員 鉄骨づくり、つくったというのは、どのような理由からその建物をつくられたか。 63 ◯稲葉文化財課長 ちょっとわかりにくかったようで、失礼いたしました。  あそこのところが、もう一度言いますけども、住居専用地域ということで、建築基準法において不燃のものを使わないと、その宿泊とか火を使うということができないものですから、そういうことで1棟だけ試験的に鉄骨づくりということでやったわけでございます。 64 ◯繁田委員 それじゃお伺いします。  まず、393ページになると思いますけども、区政課。  この平成20年になりまして、私だけかもしれませんけども、やたらと御不幸が多いと。そういうふうなことで新聞の訃報欄を見ましても、何となく集中してる日もあるんですけども、そういった意味で、393ページに静岡斎場の火葬炉の増設ということが言われてますけども、どんな概要で増設をされるのか、それから最近のそういった御不幸の状況なんかが区政課として認識をされているようであれば、ちょっとその概況をお教え願いたいと思いますが、よろしくお願いします。 65 ◯三宅区政課長 まず、今の斎場の状況といいますか、込み合っているという状況なんですけれど、静岡斎場、清水斎場、それぞれ1日に火葬できる件数が静岡斎場ですと24件、清水斎場は12件と決まっております。ですから、その範囲内で対応しているところではあります。ただ、ここ数年、火葬件数がふえている状況にありますので、例えば友引明けとかに予約が集中したり、希望する日時にとれないような場合があるものと理解はしております。  それで、そういう理由もございまして、今回の静岡斎場の火葬炉の増設をお願いしているわけなんですが、その内訳としましては、今回の2基の増設につきましては、平成13年の現在の火葬棟を建設したときから予定をしておりました。そのとき、本市の将来推計人口の推移を踏まえまして、これは将来の火葬件数の増を見込んだものでありました。実際、現在の静岡斎場の火葬炉10基ございますが、年間304日稼働しておりまして、静岡斎場の場合には、年間4,300件程度が一つの目安であると考えております。ただ、ここ数年の静岡斎場の火葬件数が毎年、年によって違うんですが、100件近くふえております。したがいまして、19年度はまだ最終、3月の分が入っておりませんけど、ほぼ4,100件程度の件数が出てくると思われます。それでいきますと、やっぱり20年度に2基を増設させていただいて、そうしていただければ、21年度以降も十分対応できるものと、そういうふうに考えております。 66 ◯繁田委員 ありがとうございました。  それから、今度はその関係で388ページになると思うんですけども、実は私、記憶するところですと、5年ぐらい前に、一人の方が人生を終わるという、そしてだびに付されるという状況の中で、自動の装置でだびに付されるわけですけども、点火後、数分でもって一たん火がとまってしまったという、そういうふうなことをお伺いをしまして、まこと申しわけなく思ったんですけども、今回火葬炉2炉増設をするということで、新しく斎場の業務に変化が加わる、いわゆる2つふえるということについて増設となりますので、特にこのメンテナンスについては十分な注意を払っていただきたいと思うんですけども、現状のメンテナンスはどんなふうにされているのか、委託は委託でわかりますけども、中身をお教え願いたいなと思います。 67 ◯三宅区政課長 3つの斎場のうち、静岡斎場におきましては、現在の火葬棟が供用されました平成13年から火葬業務を委託をしております。委託先は、火葬炉の製造及び設置業者が設立した会社でありまして、当然その棟内設備に精通をして、的確な業務の執行とか、あと緊急な対応が可能となっております。  具体的な委託内容は、炉の日常点検及び小規模な修繕、炉の運転操作及び監視業務、ひつぎの到着、受け付けから収骨までの一連の火葬業務、そのほか火葬業務の実績報告などの管理や日常清掃などを行っております。  従事する職員につきましても、常に6人以上配置するということ。あと当然業務に支障がないように、火葬設備等に関する知識や実務経験を持った者を配置しているところであります。 68 ◯繁田委員 ありがとうございました。  それでは、663ページ、スポーツ振興課さんにお願いします。  福田ケ谷地先へ、河川敷へグラウンドゴルフの専用グラウンドを新設をしていただけるということでまことにありがたいと思うんですが、グラウンドゴルフについては方々にゴルフ場というんですか、運動場が各町内会とか団体ごとに用意をされているんですけども、あえてここに大きなグラウンドゴルフ場を設置をしようとする向きは、何か将来、発展的に大きな大会を計画するような動きがあるのかどうか、それをまずお聞かせください。 69 ◯藤井スポーツ振興課長 安倍川のその福田ケ谷地先、北部体育館の近くになりますけども、そこの河川敷にグラウンドゴルフ場の専用を設けるということで、これは平成19年にグラウンドゴルフ協会等々からも要望がございまして、というのは、今、委員おっしゃるように、ある程度の面積の広場的なものはあるんですが、大きな広場というんですか、大会、大規模的な大会が開ける場所がないというようなことから、今回、この部分に約100メートルの160メートル、1,600平米ほどの広さを持ったグラウンドゴルフ専用のグラウンドゴルフ場を整備したいというふうに考えております。 70 ◯繁田委員 ありがとうございます。  それと、将来こういった大きなグラウンドを用意をされるということだものですから、先ほどもちょっと質問申し上げましたけども、何か市として格別なる大会を用意する予定があるのかどうか、それを改めてお伺いをしますということと、その横に安倍川の河川敷では、初めて公設の野球場を今度、予算要求をしていただきますけども、その野球場たるや面積が十分な確保ができるのかどうか、その点も1つお聞かせください。 71 ◯藤井スポーツ振興課長 まず、1点目のグラウンドゴルフ大会、市として何か考えているのかということでございますが、現段階では考えてはないです。  それから、もう一点の硬式野球というんですかね、小中学生を中心とした硬式の野球広場でございますけども、これも平成18年、19年に野球協議会からの要望を受けまして、このグラウンドゴルフ場の上側、上流といいますか、すぐ横に大体堤防から100メートル四方に、現段階では両翼90メートル、センターでは120メートルほどの部分にグラウンドを整備する予定でございます。あわせて、もちろん簡易式でございますけども、水洗トイレ、それから用具入れ、ベンチボックス等も2台ほど予定をしてございます。 72 ◯繁田委員 もう1つ、スポーツ振興課さんにお伺いしますけども、私は本会議でも取り上げさせていただきました玉川キャンプ場付近にトイレを設置していただけるということですけども、これひとつ早急にお願いしたいと思いますけども、その水洗式と伺ってますけども、トイレの概要とそれからいつごろの完成を目指すのか、その辺をお答えできるようであればお願いしたいと思います。 73 ◯藤井スポーツ振興課長 現在、玉川地区に設置してございますトイレは、繁忙期になりますとなかなか処理能力が足りないというようなことから、今回、静岡市初めて試験的に、富士山の5号目に設置してございます、実績もあるカキ殻を利用したバイオ式水洗トイレを1基試験的に導入しようというものでございます。実施時期につきましては、今後、入札等を経ましてやっていく予定でございますが、なるべくこのキャンプ等が開始される前に設置したいというふうに考えております。 74 ◯繁田委員 課長さん、くどいようですけども、その玉川への設置のトイレは、水洗で、なおかつバイオ式ということでいいでしょうか。 75 ◯藤井スポーツ振興課長 そのとおりでございます。これは、もう富士山の5合目に設置してあるものと全く同等のものを、今予定してございます。したがいまして、水は雨水を利用するというような環境に優しいトイレというふうに、非常に期待をしているものでございます。 76 ◯青木委員 消費生活センターのほうへちょっとお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。  7)のページ141ということで、これ歳入180万、消費者問題国民会議の委託金ということで計上してあるんですけど、ちょっと聞きなれないものですから、消費者問題国民会議というのは一体どういう会議なのかなという、内容、目的、メンバー構成などお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 77 ◯青島消費生活センター所長 消費者問題国民会議でございますけれども、これは消費者と事業者と学会と行政、それが一つになって消費者問題を総合的に議論する場として、内閣府の委託を受けまして、昭和60年から毎年消費者月間のときに、東日本と西日本と1カ所ずつ開催しております。平成20年度につきましては、静岡市が内閣から、今、内定を受けているところでございます。基調講演であるとかシンポジウム、そのようなものをしたいと考えております。 78 ◯青木委員 わかりました。それでは、今のは結構です。それでわかりました。  7)の261ページということで、また消費生活センターのほうへお願いします。  まず、消費生活相談ということで、毎日だということでお伺いしましたけど、この辺は出前講座とかいろいろ行っているようですけど、それについて相談内容とかそういったことについてちょっと触れていただきたいと思います。 79 ◯青島消費生活センター所長 消費生活相談の内容ということでよろしゅうございましょうか。お答えいたします。  本年度4月からこの1月までですけれども、この10カ月間で相談件数は約4,800件ございます。やはり架空請求が一番多く、全体の3割を占めております。前年度ははがきの架空請求がほとんどだったんですけれども、今は、携帯電話の電話番号のところにメールが来るショートメールというものがほとんどでございまして、内容といたしましては、情報サイトの無料期間が終了しているんだけれども、料金が未納で、支払わなければ自宅に回収に行くというようなメールが来ますので、中にはもしかしたら自分が情報サイトに連絡、メールを打ったところかなということで、電話をしてしまいまして、個人情報を伝えて、そして料金を請求された例もございます。  また、次に多いのが、多重債務の相談でございます。借金返済のために借金をする状態で、借金の整理をしたいという相談であるとか、サラ金10社から取り立てが非常に強くて困っている、どうしようという相談とか、そういう非常に深刻な相談が多くあります。  また、学習教材の相談も多くありまして、大手の英会話学校の倒産等もございましたので、そういう相談のこととか、また子供たちの家庭教師の予約を、家庭教師の契約のつもりでいたら、突然段ボールの教材が2箱送られてきて、聞いてみたら、教材の販売だったので解約したいと、そういうようなものも多くございます。 80 ◯青木委員 ありがとうございました。  大分いろんな相談がたくさん入っているようですけど、特に今、その中で多重債務ということも相談を受けてますということを聞いたんですけど、サラ金とか庶民金融、そういったことの相談が多いと思うんですけど、そういった点で、指導までできておるんでしょうか、その辺についてお聞きしたいですけど、聞くだけで、それで終えてしまっているとは思えないんですけど、こういった場合にはこうでという親切な指導まで行っていると思うんですけど、その辺はいかがでしょうかね。 81 ◯青島消費生活センター所長 申しわけございません。指導ということですと、相談を受けて、業者への指導ということなのか、それとも……。 82 ◯青木委員 余り難しいことはここでとは思わないんですけど、要するにサラ金で多重債務たくさんありますよといった場合に、相談に来るでしょう。そんなにたくさんあるんですかということで終えているとは思わないですよ。そういった場合には、具体的に何年くらいかかってるんですかとかいろいろあって、違う分野、消費者相談センターとかいろいろありますよね。こちらじゃなくて、そちらへ行ってくださいとか、そういう指導しないんですか。 83 ◯青島消費生活センター所長 サラ金の相談につきまして、今、非常に多重債務の問題が深刻化しているものですから、国から自治体に対しまして、多重債務の掘り起こしであるとか、徴税部門の関係との相談窓口との連携であるとか、丁寧に事情を聞く相談対策の充実というのが非常に要請されております。  そこで、静岡市では、まず相談体制の充実ということで、今、多重債務の相談については消費生活センターと、そして3区の市民相談室でやってるんですけれども、相談者から借金の状況をすべて聞いて、一覧表をつくって、御本人が弁護士さんとか司法書士さんに相談をしたいということでしたらば、その場で予約をとるような形で実施しております。  また、もう一つ、多重債務の掘り起こしのためには、現在、税金とか国保等の収納部門と福祉の部門と一緒になりまして、静岡市の多重債務問題ネットというのを結成しております。そこで、弁護士さんとか司法書士さんを招いて多重債務の対策についての研修会も実施しております。あとは、皆さんへの広報ということになるんですけれども、それはいろんな機会を通じて実施しております。 84 ◯青木委員 なるほどというとこまで結構心配りをしながら相談を受けてるなという感じで、他部局ともそういった連携をとりながらやっているなと思って、非常にありがたい感じがしたんですけど、実際にあれですか、ありがとうございました、本当に解決いたしましたというようなことはどうですか、答えとして返ってくる事例、何件かありますか。その辺ちょっとお聞きしたいと思うんですけど、ごめんなさいね。 85 ◯青島消費生活センター所長 多重債務の問題につきましては、私どもが、債務整理するのは専門家の弁護士さんとか司法書士さんでいらっしゃいますので、そちらのほうにおつなぎするということになりますので、そこのところで債務整理して過払い金について戻ってくるということがあるんですが、その後、ありがとうというところまでは、普通の一般の悪質商法の相談ですと、クーリングオフとか、そういうところでありがとうということを最後に聞こえるんですけど、多重債務についてはまだ伺ったことはないです。 86 ◯青木委員 わかりました。  それでは、消費生活センターばかり聞いちゃって申しわけないけど、もう一点、ここでうたってあるものですから、予算云々というよりも高齢者の見守りネットワークの構築ってあるんですけど、これは具体的にどういったことなのか教えていただけますか。 87 ◯青島消費生活センター所長 高齢者見守りネットについてお答えいたします。  今、高齢者の消費者被害が非常に深刻化しておりまして、特に昼間ひとりでいることの多い高齢者がねらわれていることがあります。このような高齢者を消費者被害から守るために、高齢者の身近にいる方々とのネットワークというのが非常に大事になってまいります。そこで、このネットワークというのは、高齢者の身近にいる方々、地域包括支援センターであるとか民生委員さん、そういう方々などが普通の日常の活動の中で、もしおかしいなとか思ったり、その消費者の被害を発見した場合については、消費生活センターのほうに通報していただきまして、消費者相談に結びつけるというものでございます。  また、消費生活センターからは、高齢者の身近にいる方々に対して、消費者被害の状況等を情報提供していきたいと考えております。 88 ◯青木委員 はい、わかりました。  じゃ、次の質問させてください。生涯学習課、お願いいたします。  これは、6)のページ137ページということでお願したいと思います。条例です。  その中で、公民館が新たに生涯学習交流館とかということで再編されていくわけなんですけど、総括質問なんかでも何回も質問されておりますけど、改めてということなんですけど、再編される主たる理由、具体的に答えてくれればいいです。その辺ちょっと答えていただけますか。 89 ◯中村生涯学習課長 これまで教育委員会のほうで、社会教育法の趣旨にのっとりまして公民館を設置して、各種講座等の公民館事業を実施してきたところでございます。しかし、社会の要請は、これまでの社会教育の枠を超えて、少子高齢化や環境問題など、社会的な諸問題に対応するような幅広い施設利用を求めております。そのため、教育委員会で行われてきました社会教育から、市全体で取り組む生涯学習を通して、地域課題に取り組むより広範な目的を持った施設にしようとする、こういうことでございます。 90 ◯青木委員 わかりました。  それと、条例に市民主体のまちづくりを推進する人材の育成ということを強くうたってあるんですけど、具体的にどのような人材を育成しようとしているのか、その辺について触れていただきたいと思います。 91 ◯中村生涯学習課長 地域主体のまちづくりを推進する人材の育成に関することで、具体的なという質問でございますが、地縁団体の役員さんやNPOに携わる人、あるいは地域社会が必要とする人材のために必要な学習や、そうした人たちのスキルアップのための講座等を通しまして、地域活動を行う人材の育成を行ってまいりたいと、このように考えております。
    92 ◯青木委員 それから、条例に市民、大学、市民活動団体等との地域における連帯とか、そういった協力並びに支援しますよということなんですけど、その具体的に支援てどういうことなのでしょうかね、お聞きします。 93 ◯中村生涯学習課長 事業の(2)でしたか、施設の設置目的を達成するために、市民活動団体等との連携とか協力とか支援について、具体的にはどういうことかという御質問でございますけども、事業を共催することも1つでありますし、後援名義を与えることも1つでありますし、あとは施設の利用等について優先的な確保等も考えられるところであると、このように考えております。 94 ◯青木委員 わかりました。  大変、公民館から組織が非常に変わるような感じがするんですけど、今までで、公民館の利用者ということになるんですけど、心配ちょっとするんですけど、名前が変わっただけでそんなに心配ないだろうと思うんですけど、利用しにくくならないかなという気苦労があるんですけど、その辺と、怠りないとは思うんですけど、自治会とか町内会等へもそういった説明を十分なさっておるのか、その辺はどうなのかということ。またセンター、交流館ということになるんですけど、使用料もここへもうたってあるんですけど、具体的に公民館とはどんな点が違っておるのかなという、何となくわかりにくいものですから、その辺も教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 95 ◯中村生涯学習課長 まず、1点目の、組織が変わって今までの利用者が利用しにくくならないかという御心配の件に関しまして、まずお答えさせていただきます。  実は、条例の第8条第3号におきましては、生涯学習に関する活動を行う団体として、市長が認めた場合は優先して利用できるように規定してございます。実は、これに認定するという作業はありますけども、これまで公民館を利用してきた皆様方には、この優先の認定をさせていただこうと考えております。そして、新たに参入される方は、この優先利用がございませんので、これまでの利用者にはある程度配慮していると考えております。ただ、これからも利用しにくくなるというか、全くないという、やはり多くの人が利用されるということで、ないとは言えませんけども、それによってより多くの人が利用されるということで御理解いただきたいと、こういうことでございます。  2点目の、利用者等への説明をどのようにしてきたかという御質問でございますけども、社会教育委員さんだとか、我々のところで持ってる生涯学習推進委員会さんへの御説明は当然のことといたしまして、連合自治会の役員さんを初め、連合自治会を構成している自治会連合会の役員さんというんですかね、こういう人たちだとか、利用者団体、こちらは主に静岡の公民館でございますが、利団連と言われる利用者団体の代表とか、あるいは清水区の公民館の運営審議会、これは自治会長さんだとか利用者団体とか各種役員さんなんかで構成されておりますけども、この運営審議会等に事前の説明をさせていただいてきているところでございます。  あとは、料金でしたか、公民館の料金体系が非常に複雑でして、まず、静岡地区の公民館のお話をさせていただきますと、これまで公民館の利用体系は、社会教育活動団体、いわゆるそういう団体に認定されましたものは、料金が2分の1という措置をとっております。認定されていないその他の団体は1分の1という料金体系でございます。  一方、もう一つ生涯学習センターというのがありまして、これ「来・て・こ」でありますけども、この生涯学習センターは、学習団体の一本料金で、公民館の2分の1と同じ額の料金をいただいております。先ほど、説明の中に冷暖房料の話をさせていただいたんですが、今までの生涯学習センターは冷暖房料が入っておりまして、入っておって2分の1より上、冷暖房を含めた形での2分の1、ちょっとわかりにくいですかね、ということになっておりまして、今回の料金表は、いわゆるこれまでの生涯学習センターの料金に、公民館の2分の1相当額をそろえたと、こういうことでございます。あわせて、その他の学習団体を学習団体として一本で認定していこうとするものでございます。これが静岡地区の料金体系の変更でございます。  もう一つ、交流館の料金でございますが、これまでは無料と1分の1しかなかった料金体系でございます。これを、同じように1分の1と2分の1、そして第9条でしたか、組織的、継続的に行うものにつきましては、これまでどおり徴収しないというものを新たに加えさせていただいております。 96 ◯青木委員 丁寧に説明されたんですけど、1回聞いただけでよく理解できないのよという感じもしますので、また比較表というような形で出してくださるとありがたいと思います。そこまで言っては、この場ではまだいいんですけど。  それと、料金体制ですけど、生涯学習センターと俗に言う公民館、生涯学習交流館の使用料というの、これ全然違うように思うんですけど、これからの方向づけってどのように考えているのか、また統合できるものなのか、その辺についてお伺いします。 97 ◯中村生涯学習課長 料金の問題でございますが、使用料の取り扱いにつきましては、いろいろと御意見のあるところでございます。今後、新たに設置いたします審議会において幅広く意見を聞く中での検討をお願いしていこうと、このように考えております。 98 ◯青木委員 もう一点だけお願いします。  スポーツ振興課、お願いします。  7)のページで言いますと663ページということになりますか、まずスポーツ施設の予約システムを開発するということなんですけど、新しいシステムのまず概要というか、具体的に予約サービスの向上につながると思いますから、その辺を答えていただきたいと思います。  それで、そのシステムのまず現在のシステムとの違いは一体何なのかということと、今後の新しいスケジュールを教えてください。よろしくお願いします。 99 ◯藤井スポーツ振興課長 現在、既存のシステムは、要旨を説明の中でも説明させていただきましたが、平成9年の導入から10年が経過し、ニーズ、要するに利用団体が申し込む件数がすごく多くなってきたということから、旧の部分ではなかなか対応ができなくなったということから、今回新しいシステムに切りかえる。また、現代ふうの携帯端末からも利用ができるというような、あとはセキュリティー機能も強化するというような部分で違いがあります。それから、もう一点の部分で、このシステムは従来はその施設へ来て申し込みをしただとかいう手間の部分も大分解消はされましたけども、今後はもっと利用ニーズにこたえる新しいシステムになっていくということでございます。よろしくお願いします。  開発のスケジュール、今後のスケジュールでございますけども、今も19年度から庁内の関係課ほか検討会等協議を行ってまいりましたが、20年度も引き続き協議を行い、システムのその仕様の決定を今後しまして、20年夏ごろには業者の選定に入り、秋ごろ、開発開始の部分にしていきたいと。それから、その後、開発期間は1年ぐらいを予定しておりますけども、債務負担行為もお願いしてる部分でございますけども、21年春から夏にかけて利用者への周知も図っていきたい。それから、運用開始については秋ごろをめどとして現在は計画しております。 100 ◯青木委員 はい、わかりました。  もう1、2点ほどお願いします。  これもスポーツ振興の中ですけど、サッカーのまち推進費ってありますよね。この支援金の内容と、それから支援金のほかにも静岡市はもっといろんな支援をしておるのか、その辺がわかりましたら触れていただきたいということと、もう一点、フレンドシティ推進事業ってありますよね。サッカーをキーワードとしたまちづくりとかいろいろ説明受けたようにも思うんですけど、その辺についても内容について触れていただきたいと思います。よろしくお願いします。 101 ◯藤井スポーツ振興課長 まず、支援金の内容等でございますけども、これはエスパルスのホームタウンであると同時に、静岡市とともにスポーツの振興を行うというような部分で交付してまいりました。その中身は、エスパルスが小中、高校生や幼稚園等を巡回指導するとか、そういったものの中でこの支援金を増額しようと、要するに充実したものにしていこう。それから、広く私どものほうで作成をして、周知しているこういうパンフレットの作成ですね、これを静岡市内にこれだけJリーガーがおりますよとかいうようなPR、そういう部分にも支援金の内容はPRにも使っております。  それから、もう一点、キーワードとした部分ということでよろしいでしょうか。それにつきましては、例えば19年度につきましては、オレンジバナーというようなことで、こういうオレンジバナーというこういうものを先般作成をいたしまして、JR静岡駅の自由通路とか、東静岡駅の自由通路等に掲載をしながら支援をしていこうというような部分と、それからもう御承知かもしれませんが、この清水区役所の庁舎、それからここの本庁舎ですね、ここにもビクトリーフラッグという、試合前、前日にこういう旗をビクトリーフラッグといいますけれども、それを掲揚したり、そういった部分でサッカーのまちをPRしていこうという部分でやっております。 102 ◯青木委員 わかりました。  もうちょっと聞こうかな。それから、清水エスパルスに支援を500万円くらい上げてあってかなり増大しているように思いますし、200万円くらい去年からアップしてるのかな。その辺の理由と、また他市ということになりますけど、こうした自治体の支援の状況というのはわかったらまた教えていただきたいと思います。  それから、いろんな種目がたくさんこのスポーツ界にはあるんですけど、フレンドシティということになっていますから、あえてということもないですけど、サッカーだけに対する支援の理由というのは何なのかなということと、ほかにも支援すべき団体があるのではないかなということをどうとらえておるのか、その辺についても触れていただきたいと思います。 103 ◯藤井スポーツ振興課長 増額の理由といいますか、今も若干申し上げましたが、エスパルスが今、実施しているいろんなスポーツ活動の振興ということで、市民との交流事業、地域貢献というような意味から、地域交流の応援シート、例えば日本平スタジアムのバックスタンドの1つに、各連合自治会単位でバスを出していただいて応援をしようというような事業等、それからくどいようですけども、先ほど申したアカデミー事業ということで、幼稚園等に巡回指導、そういった部分での増額の理由としたということでございます。  それから、他のというのはほかのJリーグの支援状況ということですが、以前もちょっと御答弁させていただきましたけども、現在、J1チームが20年度は18チームあります。その中で、5つのところで市からの支援、補助金等が出てございます。申し上げますと、札幌市がコンサドーレ札幌へ9,000万円、それから仙台市がベガルタ仙台へ6,000万円、山形県がモンテディオ山形へ3,000万円、松山市が愛媛FCへ150万円、そして私どもの静岡市が今回500万円をつぎ込んでございます。  それから、サッカー以外にほかにないのかということでございますけども、エスパルスの教場事業もやっておりますけども、そのほかにシャンソンV-MAGIC等々の部分でバスケットの講習会をやっているという部分と、あとは少年野球教室ということで、元プロ野球選手を呼んで、毎年、教室を開催するなど、多くの部分ではやっているつもりでございます。 104 ◯青木委員 他のスポーツもということで、バスケットもあるよ、そこでとまらないで野球もあるよ、ソフトボールもあるよとか言ってくれれば、本当もっとありがたかったんですけど、それはまた後の要望として、それから、エスパルスはこれで結構です。ちょっとまた関連になっちゃうと言われちゃうかな。  それから、これ7)も同じなんですけど、ページ205ページなんですけど、ナショナルトレセン、これは清水区なんですけど、もちろん、今度看板を設置するということで、よくここまでそれでも来たのかなということで、エールを送るわけなんですけど、その看板の設置の事業概要というか、その辺を1,800万ぐらい歳入内訳でありますけど、具体的にちょっと説明をいただきたいと思います。正直申し上げまして、今ごろという気があるものですから、なぜ看板を今ごろなんて言うとまた失礼になりますから、よくやってくれた理由について聞かせていただきたいです。  また、他のスポーツ施設にも波及させていく考えがあるのかということね、その辺をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 105 ◯藤井スポーツ振興課長 まず、この広告事業の概要でございますけども、これは行財政改革大綱に基づきまして、自主財源を確保するというものが大きな部分でございまして、市有財産への広告掲出が検討された中で、行財政改革推進検討部会の第1回が平成19年8月8日、第2回が19年9月5日に開催された部分で、そのまた審議会が10月9日にございまして、その審議を経て、この事業が承認されたわけでございます。  それから、なぜナショナルトレセンにという部分ではございますけども、今申し上げましたこの行財政改革推進大綱実施計画の中に、この事業が位置づけられまして、スポーツの振興、先ほど、それから報告事項でございますけども、スポーツ振興基本計画においても、主要施策の一つであるため、そのプログラムづくりの中に、スポーツ活動の支援事業の充実ということで、企業との協働として、広告看板掲出が盛り込まれております。  それから、その中身は、看板の部分では、東グラウンドに28枚、西グラウンドに32枚、計60枚掲出予定でございます。  それから、掲出期間につきましては、来月4月1日から来年21年の3月31日までの1年間を予定しております。 106 ◯青木委員 広告ということになりますと、何でもかんでもいいとは思わないものですから、それなりの選定する基準があると思うんですよ。そういったことについてちょっと触れてください。 107 ◯藤井スポーツ振興課長 先ほど60枚と言いましたが、これはアッパ──要するに限度が60枚ということでございます、広告看板は。  それから、今、その基準という部分でございます。当然これはございまして、要綱を設けてあるわけですけども、一般的には当然サラ金業者、それからパチンコ、ゲームセンター等の遊戯場関係、それにこの要綱の規定の中では、公の秩序もしくは善良な風俗に反するものまたはおそれのあるもの、あるいは公衆に不快の念、または危害のおそれのあるもの等、あと青少年保護等の健全育成部分で適当でないものとか、それぞれ項目たくさんございまして、主なものを申し上げますと、そこの辺が最大の基準になります。 108 ◯青木委員 よくわかりました。終わります。 109 ◯白鳥委員 それでは、生活文化局にかかわる新年度予算につきまして、ちょっと数が多いものですから、各課長、1回できちっとお答えいただきますようにぱっぱと進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、7)の257ページ、市民生活課にお伺いいたします。  この中で、市民活動、特定非営利活動法人認証等の事務経費ということで出されておりますNPOの関係についてお伺いいたします。  政令市になりまして、その事務事業が県から移管されて、今、行っているということであると思いますけれども、このNPOの登録件数の状況、ここ数年といいますか2、3年の状況をちょっと教えていただきたいと思います。  それから、どんなような団体が新たにNPOとして登録されているのか、その辺の状況を聞かせていただきたいと思います。  それから、清水のほうの市民活動センター、指定管理者で清水ネットが活動を始められているということですけれども、この新年度の委託料はどんなふうになっているのか、そしてその算定の根拠というかその辺はどの辺にあるのか、その辺のことについて同時にお伺いをしたいと思います。 110 ◯小野田市民生活課長 NPO法人の状況についてお答えさせていただきます。  県から権限移譲を受けたのが平成17年度からですので、今年度のですね、20年2月末までの認証につきまして、NPO法人数として静岡市が認証いたしました団体については92団体。県で認証していた分も含めますと、全市的には223法人を認定をしております。  それから、その辺の内容は種類別の統計でありますけど、これは種類別の統計というものは具体的にないものですから、各法人の定款に記載されている特定非営利活動の種類を見ますと、社会教育の推進を図る活動を行う法人が137団体、それから保健医療または福祉の増進を図る活動を行っている団体が127法人、それからまちづくりの推進を図る活動の120法人、それから子供の健全育成を図る活動の108団体、種類別ではこういった活動団体が多くあります。  なお、今の項目については、複数掲げることができますので、御了承いただきたいと思います。  それから、清水市民活動センターの指定管理料の委託料でございますが、今年度が2,052万2,000円、新年度も同額であります。指定管理料の決定につきましては、旧清水NPOボランティア市民センターの運営費や、他の公共施設を参考に算定いたしまして、その金額を平成18年の指定管理者の募集時に上限として示しまして、応募のあった法人の提案額を指定管理料としております。 111 ◯白鳥委員 指定管理者の清水ネットのお話ですけれども、指定するときに、幾つかの参加があったのではないかと思うんですけれども、この委託料だけを見ますと、これは最低の金額というとらえ方ができます、これ。 112 ◯小野田市民生活課長 その18年の指定のときには、うちが提示した金額がそれより低いかどうかということでやりますが、指定管理は最高額を提示していただきました。 113 ◯白鳥委員 委託料だけを見ると、最高の金額だったということですか。すみません、ちょっとその最高の意味を教えてください。 114 ◯小野田市民生活課長 私たちが提示いたしました金額の上限を提示していただきました。 115 ◯白鳥委員 幾つか応募されて、その比較の中で考えたときに、ここの委託料というのは金額的には安かったんですか、それとも高かったんですか、どうですか。 116 ◯小野田市民生活課長 募集をいただきましたときには、1法人しか募集がありませんでした。 117 ◯白鳥委員 じゃ、ぱっぱとお答えいただきたいと思います。  次、区の魅力づくり事業についてちょっとお伺いいたします。  ことしで4年目でしょうか、新年度で4年目を迎えるというふうなことになろうかと思うんですけども、3年間の総括、どんなふうにされているのかということと、それから昨年など、イルミネーション等、この区の魅力づくり事業の中で行ったことがあったと思うんです。その中で、特にイルミネーションなどについては、継続的に今後も考えていかなければいけないのかなというふうに思っているんですが、これをどういうふうにして事業展開という形でもって進めていこうとするのか、静岡の青葉イベントのほうはイベント推進課のほうで予算をとって進めているという状況があろうかと思うんですけれども、この辺の事業化への進め方ということについて御説明いただきたいと思います。 118 ◯小野田市民生活課長 総括といたしましては、平成17年度の政令指定都市への移行に伴いまして区制が施行され、葵区、駿河区、清水区の3区役所でそれぞれ区の特性、課題、区民ニーズを踏まえて区のPR、区民意識の醸成、区役所認知度の向上などに重点を置いた魅力づくり事業を展開してきたということと思っております。  具体的には、区民との協働をもとに、区のイメージアップや活性化を目的とした各区のロゴマークやイメージカラーの制定、あと区民の交流促進を目的としたスペシャリストから区民へのメッセージ事業、あるいはリレー講演会、ウオークラリー等を開催して、区の意識の醸成等、適切な事業を展開を図ってきたというように評価しております。  それから、イルミネーション等の継続事業ということでございますが、魅力づくり事業におきましては、恒常的に行う事業につきましては、事業課があれば引き継ぎを協議すべきものというように考えております。各区で長期にわたり事業の必要性があると判断されれば、関係課と協議を図っていくことになろうかと思います。 119 ◯白鳥委員 そうしますと、新年度の区の魅力づくり事業ということで、これからは新しい区長のもとで検討されていくということになろうかと思うんですけれども、このイルミネーション等の事業についてはどのように対応しようとしているのか、その辺のことについて説明してください。 120 ◯小野田市民生活課長 イルミネーションにつきましては、来年度はまだそのまま担当課のほうには継続はされませんが、継続事業として予算化されるものにつきまして、3区共通で行うものというように考えておりまして、それにつきましては、今年度の区の魅力づくり事業で実施いたしました、各区で発行しております情報紙につきましては、来年度から広報課にて予算化される予定でございます。 121 ◯白鳥委員 じゃ、次に、4)の暴力追放推進協議会の補助金のことについてちょっとお伺いしますけれども、静岡でも、数年前になろうかと思うんですけれども、新通地区で組事務所と言われるようなところで発砲事件があったということで、その地域の人たちがかなりこの追放の活動を活発にやっていただいた。あるいは、昨年か一昨年かになろうかと思うんですけれども、清水のほうでも、いろんな継承の問題がありまして、その団体の皆さんがいろんな活動をされていたというふうなことをお聞きをしているわけですけれども、現在、何か課題となっているようなこと、また新年度、この協議会として重点的に進めていこうとしているようなことが何かあるのか、なければ、通常の活動についてちょっと御説明いただきたいと思います。 122 ◯小野田市民生活課長 暴力追放推進協議会の活動状況について、ここ1年間の報告をまずさせていただきます。  平成19年2月22日に、清水署に対しまして、暴力団美尾組の清水一家関係の襲名に対する阻止活動を要請する要請書を暴力追放推進協議会として提出いたしました。平成19年7月1日に、全国的に拳銃発砲事件、そういったものが多発したことと、清水一家の継承等がありましたので、市民啓発として暴力追放市民総決起大会を清水署との共催によりまして、清水文化センターにおいて1,600名の市民の参加を得て実施いたしました。  それから、同じく10月27日には、先ほどのお話がありました新通学区においては、継続的に運動を進めていくということで、第10回暴力追放・交通安全決起大会を新通学区連合町内会との共催によりまして実施いたしました。それから、同じく12月13日には、第4回静岡市暴力・飲酒運転追放・防犯まちづくり市民大会をグランシップにおきまして市民1,000名を参加を得まして実施いたしました。  暴力追放推進協議会のそれ以外の活動といたしまして、清水警察署と共同しまして、暴力団情報を求めますというチラシを作成いたしまして、清水区の各戸に配布をいたしました。それから、今、暴力追放だよりというものを作成しておりまして、近々皆様の市内全世帯に配布する予定であります。今年度につきまして、課題といいますか、これらを市民啓発ということで継続的にしていくと。それは、暴力追放全体としての活動をしていくということでございます。 123 ◯白鳥委員 わかりました。  次に、259ページになりますけれども、路上喫煙対策について、先ほど亀澤委員の質問に対して現状ということについてのお話がありましたけれども、今後のそのエリアということに対しての進め方というか、考え方ということについて、ちょっと教えていただきたいということと、それから、静岡市ということで考えますと、現時点では葵区を中心としたエリアということで、その取り組みが行われているんですが、例えば草薙駅とか安倍川駅とか用宗駅とか清水駅等々、非常に通勤等の時間帯においては通勤客も多いというような中で、そういった時々のPR活動というのは、新年度どんなふうに考えているのか、その辺のことについて教えてください。 124 ◯小野田市民生活課長 拡大に対する考え方でございますが、路上喫煙による被害等の防止に関する条例におきましては、市全域での路上喫煙に対しまして配慮することが責務として市民にされております。また、その上で、路上喫煙による被害が特に発生するおそれがあると認められる区域を、路上喫煙禁止区域に指定いたしまして、必要な指導を行うことができるというように定めております。禁止地区の指定に当たっては、人の往来が多くて、多くの市民が集まるあるいは路上喫煙者が多い、路上喫煙による被害が特に発生すると認められる地区でありまして、通行量あるいは地域の協力体制を十分に検討して判断していくことになろうかと思います。  新年度につきましても、そういうJRだとかそういった清水駅、そういったような部分でのPRもありますが、今、お話をさせていただきましたように、市民には市民の責務として、路上で喫煙する場合には周りに配慮するというようなことを責務として課しておりますので、市民へのPRについては路上喫煙の禁止地区はもちろんでございますが、条例の趣旨についても広報紙への掲載、ポスターやチラシ等の作成の中で、あるいはキャンペーン等の実施により、広く市民に周知を図っていきたい。  例えばキャンペーン等を路上喫煙の禁止地区でない場所で行うのも一つの方法だというように考えております。そのように周知していきたいと思います。 125 ◯白鳥委員 じゃ、先に市民生活課だけちょっとやっちゃいますけれども、275ページ、静岡地域における市民活動センターということで、先ほどもお話がありましたけれども、清水のほうは清水ネットというところが1つの団体として長く活動されてきて、指定管理者ということで、ある意味では必然的にそういうふうに指定管理に指定されていったのかなというふうな感じをしているわけなんですけれども、この静岡で誕生するその市民活動センターに対しての指定管理者ということで、現在、静岡地区において清水ネットに匹敵するような、そういう活動の実態というのが見受けられるのかどうなのか、若干まだ少ないのかなというふうなことをちょっと懸念をしてるんですけれども、その辺に対しての見通し、それから指定管理はどんなような形でもって進めようとしていくのか、その辺のことについてちょっと教えていただけますか。 126 ◯小野田市民生活課長 市民活動センターの管理については、指定管理者という公募の選定で実施していく予定でございます。静岡のほうにその指定管理として受ける団体等々の問題、今現在、管理運営を公募対象とするに当たりまして、市民活動団体の育成だとか支援、あとネットワークづくりを行う中間支援組織、そういった活動団体が市内の市民活動、本市としましては市民活動の促進を図る観点から、できれば市内の団体等々で何とかしたいなとは思っておりますが、今後そういった団体を含めて、今、検討しております。が、こういったことを含めて市民活動促進協議会を設置しておりますので、これらの検討項目として挙げながら、その中で検討していきたいというように思っております。 127 ◯白鳥委員 じゃ、次に、消費生活センターのほう、259ページになります。お伺いしたいと思います。  先ほども、多重債務の相談等についての対応ということで、かなり多くの消費者相談を受けておられるなというふうな感じがいたしましたけれども、特にこの多重債務を負って相談に来られる方という方々は、生活的にもなかなか大変になってきている、金銭的にもなかなか大変になってきているという中で相談に来られるわけですが、先ほど、弁護士さんへの御紹介をして、そしてその処理を進めていくというお話がありましたけれども、そのときに、その相談に来られる方にしてみると、若干心配になるのが、その弁護士料というのがどうなるんだろうかということが心配の大きな1つだと思います。その辺の対応についてはどんなようになっているのかということをちょっと聞かせていただきたいということと、それから、そういった多重債務以外の苦情相談等によって来たことに対して対応した結果、消費生活センターとしてあっせん等によって解消されたケースというのはどの程度あったのか、その辺のことをちょっとまとめて教えていただけますか。 128 ◯青島消費生活センター所長 債務相談におきます弁護士料ということでございますが、相談者への弁護士料の費用につきましての御説明なんですが、法律専門家の費用というのは、自由報酬ということと、債務整理の方法で異なるということをまずお伝えいたします。そして、一般的なんですが、一般的に任意整理の場合の費用につきましては、債権者1者につきまして1、2万円、そしてそれプラス債務整理によりまして減額された額、その額の1、2割程度の成功報酬というものが必要になりますということをお話ししています。こちらのほうで相談者が専門家を希望する場合については、30分の無料相談を御案内しているんですけれども、そのときに詳しくはお聞きしていただきたいと、無料相談の中でお聞きしていただきたいということをお話しさせていただいております。  また、資力が乏しい方におきましては、法律専門家が債務整理をするのにかかる費用、そういうものについて、貸してくれる法テラスがございますので、そちらを御案内しております。  一般的な苦情相談に対応して、あっせんされた、解決された件数ということでございます。4月から1月まで4,800件ほどあるんですけれども、相談者と事業者の間に入りまして、あっせんしたものというのは129件ございます。そのうち、解決できたものが122件です。クーリングオフの書き方、御指導させていただいたものが111件ということになります。あっせん解決したものとクーリングオフの書き方を御指導しますと、手紙を出して、あとはお金が返ってくると思いますので、その合計の金額というのは大体9,800万円ぐらいであります。 129 ◯白鳥委員 それでは、同じく消費生活センターのほうで、高齢者見守りネットワーク、先ほどもちょっとお話がありましたけれども、地域包括支援センター、あるいは民生委員の皆さんに身近に接していただける方々の御協力をいただいて、その対応をしていくためのネットワークをつくりたいというふうなお話でありましたけれども、その中で、民生委員のそのネットワークの中での役割ということなんですけれども、民生委員の方というのは、結構広い地域をお1人ないしはお2人で担当されているということで、なかなか相談を受けたときに、民生委員の方が訪ねていくというふうな形になっていることが実際には多いのではないかなというふうに思っているんですが、その辺の民生委員の方へどのようなお願いをしていくのかということなんです。その仕事だけでも結構負担を感じている方も多いものですから、その辺のことについてちょっと説明をしていただけますか。 130 ◯青島消費生活センター所長 高齢者を見守っていただく方々、民生委員さんも非常に多忙でいらっしゃいますので、特別に調査をしていただいたり報告をいただいたりということは考えてはおりません。実際、民生委員さんが普通の日常の活動の中で、何かおかしいなと気づかれたり、また契約したけど困っちゃったということを御相談された場合について、私どもの消費生活センターに通報していただくということを考えております。  消費者被害情報につきましては、ケース・バイ・ケースで、民生委員さんのほうに直接郵送させていただいたりはしていきたいと考えております。 131 ◯白鳥委員 そういう民生委員の方の活動の実態というのがあるものですから、その辺、配慮していただいて、ぜひこのネットワークをつくるための一員として、私も民生委員の方のお力をかりるということは大切なことだと思いますが、説明のときにはぜひ御配慮しながら説明をしていただきたいなというふうに思います。  それで、次に、265ページになりますけれども、文化振興課のほうにお伺いをいたします。  静岡の市民文化会館、そして清水の文化センターということですが、決算のときにも話がありましたけれども、全国的なレベルでいうと、非常に活用をしていただいて、清水文化センターについては稼働率が若干50%前後ということはあるけれども、活用されている施設であるというふうなお話がありましたけれども、もう少し活用を積極的に進めていく必要があるのではないかなというふうに思っております。  その中で、新年度、市が自主的に事業として展開されていこうとしている内容、それはどんなものがあるのかということをお伺いするのと、それから稼働率の向上に向けて、どんなようなPRというものを検討されているのか、その辺のことをあわせてお伺いをいたします。 132 ◯望月文化振興課長 まず、自主事業はどのようなものをやっているかということに関してですが、静岡の文化会館、それから清水の文化センターとも、自主事業という形で本数をふやしてきまして、数本はやるようになってきております。  代表例を挙げますと、静岡の市民文化会館では、松竹の大歌舞伎の開催、それから落語とか、共催事業ですと皆様に御案内をしました劇団四季の「美女と野獣」は、これは共催ですけれども、こういったものとか音楽とかを自主事業を随時ふやして実施しております。  また、同じく清水文化センターのほうでも、従来、伝統芸能の狂言等をやっておりましたが、そのほかにファミリーコンサートとか落語の公演、ジャズコンサートというように自主事業を、徐々にでございますがふやしてきております。  そして、どのようにPRをしていくのかということでございますが、静岡市民文化会館と清水の文化センター、音楽館とか文化施設がございますが、この指定管理者である財団法人静岡文化振興財団では、当該5施設の催し物の情報を1冊にまとめましたイベントニュースを毎月発行、配布しているとか、両方の会館につきましては、自主事業の年間の案内パンフレットを作成しまして、新聞折り込みにより各戸配布をしたりしてPRに努めております。  また、市のホームページ内のイベントカレンダーにも各館の催し物の情報を掲載して、広くPRしています。そして、静岡のほうの稼働率が8割ちょっとありまして、それに比べますと清水の文化センターは55%前後というホールの利用率でございますが、静岡の文化会館のほうは全国的にも非常に高い利用率なものですから、それと比べられますと、清水の文化センターの稼働率がばかに低いではないかと見られますが、前回も申しましたとおり、稼働率が6割前後というのが全国平均でございます。ただ、それに甘んじないで利用の向上を図っていきたいということで、先ほど申しましたように、情報紙等を使ってPRをしていきます。土日の、特に稼働率が高いわけでございますけれども、今後につきましては、平日の利用を呼びかけていくということで、学校等に使っていただけるように働きかけるとか、そういったPRを心がけて進めていきたいというふうに考えております。 133 ◯白鳥委員 ちなみに自主事業の入場者の状況というのはどんなふうですか。割合、市民の皆様にも認知度の高いもの、あるいは人気のあるようなものというものが上演されているような感じがしておりますので、きっとチケットもなかなか買えないような状況が生まれているのではないかなというふうには思いますが、その辺の状況、ちょっと説明しておいていただけますか。 134 ◯望月文化振興課長 自主事業で一番人気のございますのが静岡文化会館で実施されております、御存じの松竹の大歌舞伎、こちらのほうは切符が発売と同時にほとんどもう結構引っ張りだこで売れるということで、100%の入場者がございます。それから、清水のほうは、100%まではいかないとは申しましても、7割から8割ぐらい伝統芸能とか音楽会も入場者がございます。我々としましては、引き続きその自主事業を数本程度やって、市民の皆様にいろんな質の高い文化の催し物を味わっていただきたいということで、7割以上、100%の入場者を目指してやっていきたいということで実施しておりますので、よろしいでしょうか。 135 ◯白鳥委員 売れ残りのないようにぜひ頑張っていただきたいということと、きっと市議会議員の皆さんも買っていただけるだろうというふうに思いますので、そういうときには声をかけていただければというふうに思います。  それで、次ですけれども、区政課では275ページ、蒲原の地区市民センターの建設ということで、大体のスケジュール的なものは教えてはいただいたんですけれども、その後といいますと、どちらかというと課が変わってくるのかなというふうには思うので、区政課のほうでどの程度お答えしていただけるかわかりませんが、庁舎の跡地に対しては、どんなようなスケジュールで、その跡地利用についての検討をされていくようになるのか、今の時点で区政課のほうでわかる範囲で結構ですので、ちょっと教えていただけますか。 136 ◯三宅区政課長 蒲原地区の市民センターができて、蒲原庁舎が移転した後の現在の蒲原庁舎の建物とか土地の関係だと思うんですが、一応今後、どうやって検討していくのかということなんですが、確かに今、お話にありましたように、蒲原庁舎自体の庁舎管理はちょっと所管が異なるものですから、はっきりしたことは申し上げられないんですけれど、基本的には移転後の建物や土地の取り扱いについては、その利用目的なども含めまして、全市的な観点で検討していくことになるかと思います。
    137 ◯白鳥委員 その跡地の利用について、担当するのは、じゃこれからどこの課、どこの部、どこの局で担当するようになるのか、それだけもう一度明確にお願いします。 138 ◯三宅区政課長 庁舎管理自体は管財課が所管をしております。そちらのほうで一応その処分について検討することになろうかと思います。また、このところをどういう目的で使っていくかという、公共施設とかの関係になりますと、やはりその配置計画になりますので、企画調整課になろうかと思います。 139 ◯白鳥委員 わかりました。  申しわけないですけど、もう一回、文化振興課に戻ってきちゃうんですけども、287ページ、市立美術館の関係のことについてちょっと聞かせていただきたいんですけれども、開館までの全体のスケジュールをもう一度改めてちょっと教えていただきたいということと、この20年度、どんなようなスケジュールを立てているのかということ、それから、工事の予算的なものはいつごろどんなふうに決まってくるのか。内装工事ですかね、その辺の工事の内容がいつごろ決まってくるのか。それから、入札等はどの時期を考えているのか、その辺のことについてちょっと示していただけますか。 140 ◯望月文化振興課長 静岡市立美術館の整備について、20年度に行う事業の内容とスケジュールを先に申しますと、美術館は、今、再開発ビルの建設が始まっておりますが、3階フロア部分の内装と展示設計業務と、平成22年秋のオープンに向けた開館記念展の開催準備業務を20年度に委託の発注をいたします。どちらの業務も20年度当初に契約を締結しまして、工期は平成21年3月までです。と予定をしております。  それから、内装、展示設計についてでございますが、そのスケジュールは、21年の3月までの工期を見込んでおりますので、その後、21年度になってから床取得の売買契約の締結をしまして、その後で内装工事に入ってまいりますので、そのスケジュールが平成22年度の6月に内装、展示工事の完了をしていく予定で、そういうスケジュールで入札等も組んでいきたいというふうに考えております。22年度の7月、9月に、設備、機器の試運転をして、空調とか運営業務の準備をいたしまして、22年度の10月に本格オープンということでございますので、まだ入札等は何年度の何月というのは、この大きなスケジュールの流れの中で計画していきたいということで、今、まだ考えているところでございます。  そして、床の取得に向けてどのような手順で進めていくのかという質問だと思いますが、床の取得は、先ほど申しましたように、平成21年6月の議会に上程をして、再開発組合と契約の締結をしていく予定でおります。現在、再開発組合と床取得については調整中でございまして、まだ価格は明確になっておりませんので、それはまた今後、はっきりいたしたところで御報告できると思います。平成20年度中には明らかになる予定でおりますので、よろしいでしょうか。 141 ◯白鳥委員 それでは、次に国際課の関係で293ページになりますけれども、友好都市フエ市の研修員の受け入れ事業ということで、また新年度も行われるということで予定をされたということです。それで、きょうの静岡気分にも出ておりましたので、その皆さんが非常にいい勉強をされてベトナムに帰られているというふうな状況は、それを見てわかりましたけれども、この対象となるフエ市のほうの資格といいますか、というのは何かそういったものがあるんですか。どういうふうな形でもって選ばれてきているのかということと、それから当然お2人の滞在費とか渡航費とか、そういったものがこの中に含まれているということで考えてよろしいでしょうか、そのことの確認をさせてください。 142 ◯平岩国際課長 研修員の対象につきましては、フエ市の環境部門、下水道部門の対象職員ということで、大学でそれぞれの専門課程を修了、それから3年以上の実務経験を有する者、またはそれ以上の者、これを対象にフエ市の都市環境公社ヘプコといいますけれども、そちらのほうで選考していただいているという形になってます。  それから、経費ですけれども、こちらでの滞在費、それから渡航費、これはJICAが直接払いいたします。こちらの予算にのっている金額は、翻訳料、それから通訳料、そういったものが主なものです。この金額もJICAの助成が大部分を占めているという形になってます。持ち出し部分というのが、直接市民との交流事業があれば、その部分は静岡市で持たなければならないということになっております。 143 ◯白鳥委員 それで、静岡で研修をされてフエ市のほうに戻られて、その後、その研修生の皆さんが、この静岡で研修をされたことをどのように生かして、フエ市のほうに貢献をされるのかということがとても気になるところなんですけれども、その辺のフエ市の方のこの研修をされた方に対しての対応はどんなふうになっているのかなということと、それから、今回はフエ市、あるいは姉妹都市の交流事業ということでの経費が示されていますけれども、今後、この国際交流ということについては、国としてやる部分と市として、政令市として1つの重要な事業として進めていかなければいけないんだろうなというふうには思っているものですから、現在、何か検討されているようなことで、情報として何かあるようなこと、何かありましたらその辺のことも含めてちょっと教えていただければと思います。 144 ◯平岩国際課長 このフエ市の研修員が研修後、フエ市に帰ってどのようなことをしてるかといったこと、これははっきり言いますと、つまびらかに細かくわかってません。ただ、この研修の最終段階で、研修員にアクションプランをつくっていただきます。それは、帰って、帰国した後、どういうふうなことをするのか、このプレゼンテーションをJICAの担当者と、それから当市の職員の前でプレゼンテーションしていただいて、それを持ち帰ってもらうと。  聞くところによりますと、これまで4人の方が研修を済ませているわけですけれども、それらの方々がお互いに連絡をとり合って、少なくとも昨年よりことし、ことしより来年という積み重ねしていこうというふうな姿でいるというふうなことは、これは聞いております。  それから、もう一つは、この国際協力という部分につきましては、なかなか市の国際事務の中では取りつきにくいところがあります。これは、材料として今回はJICAが持っていただいたという形があります。ほかにはどんなものがあるかというと、再生自転車海外譲与自治体連合会、ムコーバと呼んでますけれども、ここを通しての自転車の寄贈、これを発展途上国に渡してるということ、これは交通政策課のほうでやっております。  そのほか、市民の中でいわゆるJICAのボランティアでシニアとか青年海外協力隊、これに現在、23人の方がソロモンとかベトナムとかアフリカ諸国、こういったところに行っております。御存じかと思いますけれども、昨年の10月10日、大多和瞳さん、この方がザンビアで発病して南アフリカで亡くなったということがありました。そのときの対応につきましては、生活文化局の局長なんかも大変心配して、指示を出していただきまして、少なくとも県と同等の的確な対応をできたというふうに思ってます。  ことし、またさらに5人が行く予定でありますけれども、こういったこと、非常に高い志を持って海外に出かける方に、最大限の応援を送りたいというふうなスタンスを持ちたいと。それから、国際協力につきましては、いわゆるこれまで対岸といいますか、全く関係ないようなことを考えていたんですけれども、実際にはいろんなところでのつながりが出てくるというようなところがあります。これから、これは国際交流協会とタイアップしながらやっていくわけですけれども、JICAから青年研修受け入れ事業をやらないかという話を持ちかけられています。これは、アフリカの諸国の15人程度のいわゆる地方政府といいますか、地方自治を学ぼうというふうな形でこちらへ来たいという申し出がありますので、そちらのほうを今、探っているところです。  いずれにしましても、国際協力事業というのは、いわゆる都市のある面では品格を高めることにつながると。それから、その結果として、シティプロモーションにつながっていくと、そんなふうに私は考えています。 145 ◯白鳥委員 ぜひ国際課、頑張っていただきたいなというような雰囲気が今の御答弁を聞いて感じました。よろしくお願いいたします。  それから、次に斎場の関係で、区政課、389ページでお願いをいたします。  御案内のとおり、斎場の待合棟というのが新しくなりまして、市民の皆さんも斎場に行って喜ばれているというお話もおかしな話なんですけれども、きれいになったなという、そういう感想を私のほうにもいただいているわけであります。  その中で、新しくなったことによって、一時期仮設の待合棟であったということもありまして、若干利用するときにいろいろと御指導いただくというお話が実はございます。その辺、新しい待合棟を利用するに当たって、今まで利用してきた立場からしますと、どんなふうな変化があるのかなということが、たまに利用したときに、えっ、こういうこともあるのかなと思われることもあるようですので、その辺のことについてちょっと御説明をいただけますか。 146 ◯三宅区政課長 静岡斎場の新待合棟につきましては、先月の26日に完成をいたしまして、翌27日から供用開始をしております。新しく待合棟ができましたことによりまして、以前の旧待合棟に比べまして、部屋数が11室から13室にふえたり、床面積も約470平方メートル広がっております。また、バリアフリーの関係で床の段差を解消したり、手すりの設置、あと高齢者への配慮としてエレベーターを設置しました。また、救護室なども新たに用意をしております。  そういう中で、新しい運営体制としまして、あそこには常時3人のパートタイムを市のほうで雇用しまして、主に待合棟における湯茶の準備や清掃などを行っております。今回、新しい待合棟になりまして、やはり部屋数もふえて広くなったということもございまして、新しい運用方針としまして、待合室の利用に当たっては市のほうで湯茶の用意と、つまりやかんと紙コップというものを用意をさせていただきます。その後は、利用者のほうで対応していただくと。また使い終わった後、使用済みの紙コップの片づけや、机やいすをもとの位置に戻していただくなどということを、葬祭業者さんなどを通じて説明をして、通知をさせてもらったところであります。市としましても、そこら辺のところをまた利用される皆さんに御理解と御協力をいただきたいと思っております。 147 ◯白鳥委員 今、湯茶の用意、それから終わった後の机等をもとの位置へ戻す等のことについての御説明がありましたけれども、葬祭の葬儀社の方からのお話なんですけれども、今まで葬儀社の方々も1件だけの対応で済めばいいんでしょうけれども、それが2件、時にはまたその夜、また別の件が入るというふうなことで、その人たちも結構お忙しく動いているわけですけれども、今まで何となくそのパートの皆さんが湯茶の片づけ等を含めてやっていただいていたのかなと思っていたらしいんです。その中で、新しい待合棟になったら、実はこの片づけも全部葬儀屋さんの皆さんでやっていってくださいよというふうなことを指摘をされて、あらら、このあと2、30分の時間、またこれでつぶれちゃうやということで、若干困った、戸惑ったというふうなお話が実はありまして、その辺、もうちょっときちっとした説明をしていればなと思ったのと、前のような形で、もうちょっと簡素的に使われる方が対応できるようなことを考えてもらえたらなという2つのことを思ったのと、それからその指摘をされたときの指摘の仕方について、若干厳しい指摘のされ方をされたということで、こういう言い方をされて嫌な思いをしたというふうな言葉もありました。  その辺について、ちょっと御指導いただきたいなと思うのと、若干のコメントをいただきたい。 148 ◯三宅区政課長 今回の利用が変わった点につきましては、説明会も業者の皆さんに集まっていただきまして、説明会もさせていただきました。また、説明だけではなくて、また資料も通知もさせていただいてありまして、それをごらんいただければ、今申し上げたお願いすべき点について、はっきりおわかりになるかと思います。  ただ、今ちょっとお話ありましたように、そこら辺の指導が厳しい接し方ということがあったのかもしれません。それにつきましては、こちらのほうでまた指導をさせていただきたいと思います。 149 ◯中山委員長 それでは、暫時休憩します。                 午後3時05分休憩     ──────────────────────────────                 午後3時19分再開 150 ◯中山委員長 それでは、定刻になりましたので、再開いたします。  質問を続行します。 151 ◯白鳥委員 待合棟のことについてお伺いいたしました。斎場の火葬業務を担当されてる方についても、対応についての御指導をお願いしたいというふうに思います。  それから、ちょっと2つの課をまとめて一度に質問をさせていただきますが、まず文化財課の645ページになりますが、三池平古墳の整備事業ということで、私も清水の職員の皆さんにこの三池平古墳というのはどういうものなんだということについて、何人かお伺いをしたんですが、そういうものがあるということは知っているけれども内容はわからないということで、きちっと説明がなかなかされないものですから、ここで文化財課のほうから、この文化的な価値についてきっちりと説明していただきたい。  それから、スポーツ振興課で663ページになりますけれども、夜間照明の施設のことについて1点だけお伺いをしたいと思うんですが、一番町小学校と三番町小学校が合併いたしまして番町小学校ということで、旧の三番町のほうには夜間照明がなかったということになっているんですが、それに対しての対応というのは現在どんなような状況なのか、その辺のことについてお聞かせをください。  2つの課、お願いいたします。 152 ◯稲葉文化財課長 三池平古墳についてお答えいたします。  この古墳は、清水の庵原地区、先ほど来お話のありました清水ナショナルトレーニングセンター、この横の小高い丘の上にあります5世紀半ばの古墳時代のもので、全長約70メートルの前方後円墳となっております。  歴史的価値というのはどういうことですかという質問でございますが、内部が盗掘を受けておりません。荒らされていないということで、鏡とか武器、農具などの埋葬品が当時のまま残っているということ、特に納められているひつぎの形が、近畿地方を中心に分布しているものと同じで、ここ三池平古墳より東では発見されてないということから、当時の中央政権の影響が及ぶ東の外れであろうというふうに考えられていることから、非常に学術的価値が高いということでございます。  現在、県指定となっておりますが、国指定に匹敵すると言われております。 153 ◯藤井スポーツ振興課長 夜間照明について御質問のお答えをさせていただきます。  このグラウンドの夜間照明施設につきましては、もう皆さん御承知かと思いますが、地域住民の皆様の御了解を得て、同意書等をとっていただいて、要望書の提出をいただいて設置をしているものでございます。  お尋ねの番町小学校が移転をした旧三番町小学校の敷地には、従来から夜間照明施設がございません。したがいまして、学校の地域関係団体の皆様から、施設設置の要望書が現在提出をされております。したがいまして、この部分で今後近隣住民の方々の同意書と必要書類が整ったところで設置に向けてやっていきたいというふうに思っています。よろしくお願いします。 154 ◯白鳥委員 じゃ、最後になりますけれども、6)の議案64号について幾つかお伺いをしたいと思います。  公民館施設から生涯学習センター及び生涯学習交流館ということで条例を全部改正をしていくということであります。基本的に、清水地区のほうの公民館、これは非常に充実をしておりまして、地域の活動の拠点として、福祉的にもあるいは自治会の活動にしても、それを拠点として活動してきた結果として、清水地域では非常に今、しっかりとした地域活動が行われてきたというように私も認識をしております。  それに対して、静岡地区のほうは、どちらかといいますと、各町内会単位の公民館といいますかそういった形で、いわゆる西部の公民館等々の活動拠点というのが地域活動という形でもって利用されてきた経緯がどっちかというと薄いというふうに思っているものですから、今回の学習センターと交流館との使い分けというのが生まれてきているのかなというふうに思っていますけれども、まず、基本的にきょう、教育委員会の方が来てくださっているということですので、今までの清水地域における清水区における公民館活動についての経緯について、まず御説明いただけますか。 155 ◯杉山教育委員会事務局参与 静岡市の歴史といいますか、公民館の歴史というか、その中で特に清水地区につきましては、戦後間もない昭和22年に、現在の清水庵原公民館が開設されています。それから始まってるわけですけども、それは全国的にも非常に初期の公民館でして、公民館の歴史としてはかなり先駆的な例ということで評価を受けているとこです。今、議員がおっしゃられましたように、清水地区には非常に地域の拠点、活動の拠点ということでその位置づけがされてきてます。それは静岡のほうと大分違う点だと思います。それが今でも非常に愛着を持ってつくられている。中には、地域の方が出資して建てられているというのもあるということですので、そういった面を生かして今回の生涯学習交流館というような位置づけを引き継いでいきたいというふうに思ってますので、今後も教育委員会としては社会教育という面については、決してやらないということではありませんので、こういった事業をそのまま受け継いで、新たに再編された生涯学習センター、生涯学習交流館でその活動は続けていくということで考えております。 156 ◯白鳥委員 その話の上で、先ほど使用料のことについてのお話がありました。大分細かく区分をされているなというふうに思ったんですけれども、第9条のところを見ますと、まず9条第1項のところでは、センターの施設等の使用の許可を受けた者はということで、使用料を前納しなければならないですよと。それから、交流館の施設等についてはということで書かれておりまして、ただし書きというところで、前条の2号、3号に該当する場合はということで書かれていて、使用料は徴収しないという形が示されているわけです。それは、今、お話をいただいたような公民館活動としての今までの経緯があったがゆえに、その今までの扱いを踏襲をするというふうな形の中で、この項が設けられているのかなというふうには理解をしているわけなんですけれども、この結果どういうことが起こるかといいますと、同じような目的、生涯学習をされるその目的でもって、センターで活動をされる方については、使用料を徴収をする、2分の1とかというお話も先ほどありましたけれども、徴収をする。今まで清水地区のほうでは徴収をされてこなかったということで徴収をしないということで、同一市民であるにもかかわらず、センターでの活動については徴収をする、交流館では徴収はしないというふうな形に結果的になってくるわけですけれども、この辺のことについての現在の検討、どんなようになされているのかなということをちょっとお聞かせください。 157 ◯中村生涯学習課長 同じような活動をしておりまして、センター、交流館で条例上、使用料支援というんですか、この差異が生じておるということでありますけども、今の考え方を述べさせていただきますと、生涯学習センターでの公益活動とまちづくりに結びつくような活動につきましては、現在、生涯学習センターのほうでは余りそういう形では利用されていないということを聞いております。  今後につきましては、条例の第3条の第2号の生涯学習センター事業として取り組むことで、まちづくりの推進に結びつけていくことを考えております。 158 ◯白鳥委員 今、そういう形での利用がされていないと聞いているというふうなお話でありました。今年度までは公民館という形でもって清水地区のほうでは使われているんですけれども、同一の活動についても無料になっていて、同一の活動が西部公民館、北部公民館等で行われているものについても、こちらのほうでは徴収されているというふうな例がないのかどうなのか、その辺のことを明らかにしてもらえますか。 159 ◯杉浦中央公民館長 まず、議員の御質問に対して、現在の状況を説明させていただきます。  現在、清水と静岡の分館に当たります公民館、これらは今後交流館という形になります。この交流館である現在の公民館におきましては、現在、無料となってる内容については、清水のほうの交流館では国・県・市、そういった公共団体が使う場合、あるいは小中学校PTA連絡協議会とか、県子ども会連合会あるいは文化協会などの111あります社会教育関係団体と言われているのは、無料の扱いとなっています。また、自治会とか社会福祉協議会といった77のいわゆる公益団体と言われる団体も無料団体、また文化あるいはスポーツ関連などを目的とします645に上ります、これ社会教育活動団体、先ほども名前が出てきましたけども、これらについても清水のほうは無料の取り扱いをしております。  これまでの公民館で、これらの特定の団体を無料としてきたというのはどういう考え方かということなんですが、これにつきましては、使用料の取り扱いにつきましては、静岡と清水が合併時において、公民館が設置されてきました歴史的経緯が違う、あるいは運営方針がちょっと異なっていたということがありますけれども、こういった社会教育活動とか、公共公益活動に対する使用料の取り扱いが異なっていたけれども、それの違いはやはりどうしても違いは認識しなければならないということで、当時はそのまま従前の体系を維持するということで、静岡のほうは、先ほどちょっと申し上げましたけど、1分の1の料金が普通の料金で、社会教育活動を目的とするのは2分の1と。ただし、静岡の場合は無料とするという規定はなかったんですね。現在も、その交流館となるような清水の公民館、あるいは静岡の分館におきましては、先ほど議員さんもおっしゃったように、地域の交流拠点ということで、そこの地域、いわゆる日常生活圏の市民の方が利用するということで、自然にその利用者同士がその施設を核にしましていろんな連携、交流を深めるというそういう大きな目的が認識されるものですから、やはりこれは地域の公益活動というふうに私どもはみなして、現在もそういう活動については無料としているという状況になっております。 160 ◯白鳥委員 わかりました。  それで、そうしますと、そういった地域的な活動、あるいは生涯学習という形でもって行われることということについては、これからもし生涯学習センターというところで希望されて、その単一連合町内会単位ごとぐらいで行われる活動については、これはどういうふうに対応するのかなというふうに思うんですが、この条例だけを見ますと、一定の使用料を徴収するんだというふうなことになってくると思うんですけれども、その辺についてはどんなふうな考えを持っているのか。清水地区のように、やっぱりこういった拠点が、そういった形で活用できるということで、地域のそういった活動というのが非常に充実をしてきたといういい前例があるわけですから、私自身としては、そういった活動については無料でもって貸し出す、そういった度量が生涯学習センターのほうにもあってもいいのではないかというふうに思っているんですが、その辺についての考え方、ちょっとお聞かせください。 161 ◯中村生涯学習課長 どのような活動が今後見られるかというのは、ちょっと想定されておりませんけども、生涯学習センター事業としてなるべく取り組んでいきたいと。制度的な面での問題につきましては、現在の制度上はあくまで有料という形をとっております。しかしながら、その施設の事業として取り組むことで支援していきたいと、このように考えておりまして、制度的な面につきましては、今後新たにつくります審議会において、先ほども答弁させていただきましたけども、御意見を聞きながら検討を行っていきたいと、このように考えております。 162 ◯白鳥委員 1点、そうしますと、そういった地域活動という形の中で利用されることについて、無料とするというふうな方向性も含めて検討される考えがあるのかどうなのか、その辺のことを教えてください。それも含めて検討する可能性があるのかどうなのか、思いがあるのかどうなのか。 163 ◯中村生涯学習課長 今後、審議会において行う検討の中には、そのような視点も当然、それがいいかどうかは別にしまして、そのような検討も当然入ってくると考えております。 164 ◯白鳥委員 よろしくお願いします。  それで、あと、本会議でも我が会派の内田議員のほうから質問がありました。清水地域の町内会、自治会というんですか、自治会のほうには、既に交流館として平成21年度以降、指定管理者の制度を導入するというような説明があったというお話も実は私は聞いてはいるんですけれども、その辺の指定管理者導入について、本会議ではそれも一つの方法として検討していくというふうなことでありました。今までの公民館、交流館という形のものについては、各自治会が中心となって今までずっと続けてきているということを阻害するようなことがあってはいけないんだろうというふうに思っているものですから、その辺の指定管理者についての考え方、もう一度改めて聞かせてください。 165 ◯中村生涯学習課長 生涯学習施設、これ交流館も生涯学習センターともにそうですが、におけます管理手法につきましては、現在検討課題であると認識しております。  これまで教育委員会におきまして、公民館の管理につきまして、管理手法につきまして内部検討されてきた、あるいは自治会へ指定管理者制度の説明等を行ってきたということは承知しておりますが、これはあくまで公民館ということで検討してきたことでありますので、新たに設置される施設につきましては、新たな設置目的から考えて管理手法の検討を始めていく、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 166 ◯白鳥委員 検討していくということは、今の形から少し新しい形を取り入れていこうとしているのかなということを感じるわけですけれども、その今のお話というのは、生涯学習センターのほうについても同じような考えでもって検討していくというふうなことでいいんですか。 167 ◯中村生涯学習課長 管理手法の検討に当たりましては、基本的に公の施設は直営と指定管理者制度、これが大きく分けて2つの制度だろうと、手法だろうと考えております。一方の指定管理者制度の導入につきましては、指定管理者による管理によって、施設の設置目的が達成されるかどうか、施設の効果的な管理を実現する計画や物的、人的能力が確保されることなどが導入についての判断基準になると考えております。こうしたもとで、管理手法の検討を進めてまいりたいと。両方ともでございます。 168 ◯白鳥委員 今までの公民館の活動を見ると、本当に充実した活動を続けてきているなというふうに感じているものですから、安易に指定管理者制度を導入することによって、その地域活動が阻害されては困りますよということがありますので、直営というのを中心として、指定管理者を1つの方法とかという、何か指定管理者にすることを前提とするような進め方をするのではなくて、現在のこの活動をまず注視していただいて、考えていただきたいなというふうに思います。  最後に、もう一言コメントをお願いします。 169 ◯中村生涯学習課長 生涯学習施設の管理手法につきましては、最もいい方法を選択していきたいと、かように考えておりますので、よろしくお願いいたします。 170 ◯西ヶ谷委員 時間の関係もありますので、テンポよくお願いします。  1つは、今、話が出ましたので、公民館から交流館に切りかえる問題であります。  これは、社会教育法に基づく施設から、地方自治法に基づく公共施設に切りかえるということでありますよね。公民館の歴史については、先ほど庵原地区の公民館の歴史についてお話がありました。振り返ってみますと、本当に庵原村、それから清水市ということでの村づくりやまちづくりとともに公民館活動が発展をしてきたという歴史があるわけです。  それから、何回か文部大臣からも表彰を受けるというようなことの歴史があるわけですが、そういう歴史のある公民館を交流館に切りかえるということでありますので、事は大きいわけですが、私もなかなか理解できないものですからあれなんですが、社会教育施設から、法に基づく施設から、自治法に基づく公共施設に切りかえなくてはならないというこの理由というんですか、これひとつはっきりさせていただきたいなというようなことです。 171 ◯中村生涯学習課長 先ほどの青木議員にも答弁させていただきましたけども、これまで教育委員会におきましては、社会教育法上の趣旨にのっとって公民館を設置して、各種講座等の公民館事業を行ってきました。しかし、社会の要請はこれまでの社会教育の枠を超えまして、少子高齢化や環境問題など、社会的な諸問題に対応するような幅広い施設利用を求めております。そのため、教育委員会で行われてきました社会教育から、市全体で取り組む生涯学習を通して地域課題に取り組む、より広範な目的を持った施設にしようとするものでございます。 172 ◯西ヶ谷委員 言われている意味が十分に理解できません。  あそこは、それから変わらないというふうに思いますので、しかし現実の公民館活動を見てみますと、十二分に今、中村さんがお話しされた内容を反映させた取り組みがされてますよというようなことだけ指摘をしておきたいというふうに思います。  いま一つですが、今、運営方法の問題で出されておりましたが、この間、説明がされてるというふうに思うんですね、何回か。どういう説明が何回されてきてるのかなということと、どこが説明を行ったのかと、ここをちょっと聞いておきたいというふうに思います。 173 ◯杉浦中央公民館長 今回の市長部局以下、いわゆる公民館等の施設の再編につきまして、あらかじめ一番社会教育に助言する立場にあります社会教育委員会議というのがございます。そちらのほうに、この再編について御意見をお伺い、まずいたしました。そして、その意見をいただきましたのを、その概要を付しまして、これらにつきまして、先ほど生涯学習課長が説明しましたように、清水区でいきますと、自治会の代表の方、あるいは学校関係、校長先生だとか教頭先生、あるいは公民館を利用している利用者団体の代表、そういった方が集まってる各公民館に1つずつあります公民館運営審議会の方々に説明してまいりました。  静岡でいきますと、全静岡市で1公民館審議会しかありませんものですから、そこの1つに説明しまして、あと、各静岡の公民館の利用者団体連絡会というところに説明してまいりました。それで、これにつきましては、生涯学習にも関係がございますもので、生涯学習推進協議会の方にも説明しまして、あと教育委員会定例会等に報告いたしまして、この件について最終的には、昨年の10月から11月に1カ月間パブリックコメントということで市民の幅広い意見をちょうだいするというような過程でやってまいりました。 174 ◯西ヶ谷委員 先ほど、中村課長のほうからは、その運営方法について一般論でこういう運営方法があるよというようなことをお話をされたというような答弁がされておりましたけれども、教育委員会として4月1日以降、今度は権限が変わるわけでありますから、そういう運営方法について、私は説明をするということについてやりますと、権限を超えていくんではないかなというふうに思うんですね。当然、教育委員会から市長部局へかわるわけですから。それなぜ言うかといいますと、そういう検討を地区ではしているという状況が既にあるわけでありますので、いうようなことで、その辺については教育委員会としてもう少し運営方法についてどういうふうな説明をされたのか、説明していただけますか。 175 ◯杉浦中央公民館長 すみません、議員さんの御質問のほうは、指定管理について教育委員会として、失礼しました。指定管理について、教育委員会でどのような検討してきたかということですけれども、先ほども生涯学習課長の説明がありましたように、地方自治法の改正で、全国的に指定管理者の導入につきまして検討するという機運が起こりまして、市のほうでも各部局でそういったものは検討はなされました。公民館でも、内部的には研究してまいりました。  それで、一方、清水区の自治会というものは、このことについて大変市民主体のまちづくりというのを深く考えているところが多かったものですから、これについて非常に関心が深くて、指定管理者制度はどんなものだということで教えてほしいということは再三要望がございました。それで、私どものほうは、その要望を受けまして、特に自治会の連合会の役員さんというか、上のほうの方になりますけれども、19年度におきましては勉強会をしたいということで、特に一般的な指定管理者制度はどういうものかという御質問がやはり再三ありましたものですから、それについては勉強会をしてきました。ただ、私どものほうの説明が悪かったせいか、非常にわかりにくいということで御批判をいただいているものですから、今後とも研修会は続けていかなければならないということで現在に至っております。 176 ◯西ヶ谷委員 説明はされたというような話で、清水の場合は本当に深く皆さんかかわってるものですから、それで進むということが起きていくんですよね、実際は。いうような点では、今後の進め方についても十二分に配慮して、注意されてやっていっていただきたいというようなことだけお願いをしておきたいというふうに思います。  もう一つ、美和の交流館の具体的なことにつきまして、ちょっとお伺いをしておきたいというふうに思うんですが、図書館と合築でつくられるというような点で、あの地区の環境的な点からいきますと、非常に距離が離れている点もありまして、車で来る率が高くなるのかなというようなことで思うんですね。駐車場が課題だという地元の人たちも言われてるわけですが、そこで今、駐車場の台数がどれくらいになっていくのかということと、何か特別な対策が立てられているのかをちょっと確認しておきたいんですが。 177 ◯中村生涯学習課長 美和地区の生涯学習施設につきましては、平成19年度に基本設計、実施設計が済んだところでございます。それによりますと、駐車場の確保が24台でございます。地域的に松野だとか足久保の奥組だとかという、結構、奥深いものですから、自転車で来るというわけにはいかない施設でございます。24台という台数は非常に施設の利用がちょっと大変かなということで、あと30台ぐらいは確保してほしいという地元要望がありまして、それが現在課題となっております。その課題解決に向けて努力していきたいと考えております。 178 ◯西ヶ谷委員 もう一つ、これ今の交流館とのかかわりが出るわけでありますが、この完成が21年でしたっけ。その運営方式の問題というのは非常にまた関心を集めるわけですけども、地元の皆さんと十分協議をされた上で、どういうふうにやっていくかという検討もされるだろうというふうに思うんですけども、その辺について当局としての運営方式についての考え方というのは何かつくられているんですか。 179 ◯中村生涯学習課長 美和地区の生涯学習施設の管理手法につきましては、現在、指定管理者制度導入を含めて検討をしているところであります。 180 ◯西ヶ谷委員 ぜひ住民へのサービスの提供という問題やら、それから地域住民の皆さんの意向という点もあるだろうというふうに思うのです。ですから、ぜひそういうものを踏まえてしっかり固定されたものではなくて協議をして、必要であれば直営でもやるというようなことで進めていっていただきたいというようにお願いをしておきたいというふうに思います。  それでは、いま一つ大きなテーマとして、区政課にちょっとお聞きしておきたいというふうに思います。  1つは、ページは支所のところの関係ですけども、3つの支所の経費が以下は長田、蒲原と経費が出ておりましたけれども、20年度の予算でありますので、由比との合併協議が行われてきていて、11月1日に編入合併をするという点で、由比のまちは歴史を閉じるというようなことになってるわけでありますけれども、その合併協議会の過程の中で非常に大きな注目を集めたのが、支所の問題であったというふうに思うんですね。引き続いて由比の支所をそのまま残してほしい、その話の最終結論として、半年ほど考えていくというようなことなどが、合併協議の過程ではまとまったという話を聞いているわけでありますが、担当課として10月31日いっぱいですから、町があるのは。その辺についてはどういう指示を受けて、今、どういう検討をされているのか、その辺について、されてれば説明をお願いをしておきたいというふうに思います。 181 ◯三宅区政課長 由比町の合併に伴うことなんですが、これにつきましては、合併協定書におきまして、確かに議員さんのおっしゃいましたように、組織等につきましては静岡市の組織及び機構に統一すると。激変緩和のため、由比地区に平成20年11月から21年3月まで、支所的機能を設置する。その後は段階的に縮小し、当分の間、事務所を置くものとするとされております。  現在、これに基づきまして合併直後の支所的機能やその後の事務所の機能について、由比町と本市のほうで、今、協議をしているところであります。ですから、現時点においては、合併後の由比地区の住民サービスの取り扱いについては、現時点では未定ということになっております。 182 ◯西ヶ谷委員 わかりました。  それで、先ほど、もう一つは蒲原の複合施設の関係がありまして、先ほど、委員の質問に対しまして、その機能、レイアウト関係などが説明がありましたけれども、半年後、21年4月1日以降ということになりますかね、なりますと、それがさらに延長されるのかという問題も多分協議の対象になるだろうというふうに思いますけども、由比も含んだそのレイアウト並びに機能などについて、手直しという問題があり得るのかどうか、その見通しについて語っておいてくれますか。 183 ◯三宅区政課長 平成20年、21年と2カ年で蒲原地区市民センターを建設すると。その中に支所的機能としまして蒲原支所等を設置します。その中に、いわゆる由比地区のいわゆる行政サービスの部分を含めるかどうかということでありますが、あるという場合があった場合のということなんですが、現段階で、先ほど申し上げたとおり、由比地区の住民サービスをどうしていくのかということがまだ決まっておりません。ですから、今の時点でそれをどうするかということはちょっと、この現時点では未定ということであります。  ただ、具体的には、今、基本設計の次の実施設計に入っております。来年度から現施設の解体、そして建設工事という形になりますので、そういうこと、そういう状況の中で判断していくことになるかと思います。 184 ◯西ヶ谷委員 少しがらりと変えまして、3区の戸籍住民課の関係でちょっと確認をしておきたいんですけども、戸籍住民課の中では、正規の職員、それから非正規の職員、それから民間委託に出している、それから参入している従業員といいますか、もいられて、混在してるわけですね、職場に。特に心配、戸籍住民課の場合は、戸籍を記録することの作業というのは、極めて個人情報の点で大切な重要なところなんですね。それで、いうようなところに、いわゆる民間へ委託をしているというような状況もあるわけでありますが、私、いろいろ請け負ってる関係でちょっと確認しておきたいんですが、特に守秘義務の関係と個人情報を守るということの関係で、特に民間企業に委託しているところについての、契約上におけるいわゆるその問題での取り扱いと、それから派遣されてくる従業員に対する研修といいますか、などはやられているのかどうかということについて確認しておきたいと思うんですが、どうでしょうか。 185 ◯三宅区政課長 本市では、平成元年4月に戸籍簿の作成、これはタイプによるものなんですけれど、そうした平成15年3月の戸籍総合システムが導入されまして、それに伴うシステム入力業務、こちらについて委託をしております。この委託に際しましては、他都市における先例とか実例、あと法務局との協議を踏まえまして、委託を実施してるわけであります。それで、委託の契約書におきましても、守秘義務の徹底や個人情報の保護の遵守について、当然規定もしておりますが、実際、今、事務を執行する際は、個人情報の取り扱いには十分留意をするとともに、職員が常駐をしておりますので、適切に対応する体制を整えてやっております。 186 ◯西ヶ谷委員 そこの契約会社との協定上はどうなってるんですか。 187 ◯三宅区政課長 協定書でございますか、委託契約。
    188 ◯西ヶ谷委員 契約。 189 ◯三宅区政課長 委託契約書の中で、先ほど言いましたように守秘義務と、あと個人情報の保護に関する事項について規定をしております。 190 ◯西ヶ谷委員 規定の内容。 191 ◯三宅区政課長 規定の内容でございますか。  守秘義務につきましては、委託業者はこの契約の履行に当たっては法令等を遵守するとともに、善良な管理者としての注意義務を負うものとし、業務の処理上知り得たことについては、委託期間中、いかなる理由によっても他に漏らしてはならない。委託期間終了後も同様とすると。  もう一点、業者は市に対して、前項の義務を履行を担保するため、従事者との連署による誓約書を提出するものとすると、これが守秘義務になっております。  個人情報の保護に関する事項につきましても、業者は委託業務を実施するに当たり、別紙というのがありまして、いわゆる個人情報の保護に関する取扱仕様書、そちらのほうに定める事項を遵守しなければならないと、そのように規定をされております。 192 ◯西ヶ谷委員 ぜひ委員長の計らいで、そこの契約書をできたら写しをいただきたいと要望しておきますけど、お願いします。  それから、そういう点では十分注意をされて、研修もされて、対応をしていっていただきたいなというように思っております。  いま一つちょっとお聞きしたいんですが、私は、本会議の中で行政改革問題について触れさせてもらったんですが、それにすべて同意するわけではありませんけども、1つの考え方として、コスト削減ということが大命題になっておりますので、コスト削減されたその進みぐあいによって、当然住民に対しましてサービスが提供されなくてはいけないというふうに思うんですね。それで、経費削減、なぜそういうことを言うかといいますと、例えば印鑑証明発行料、今、300円でしたけれども、聞いてみたいのは、それがどういう根拠でそういう金額を決められているのかというようなことは、ちょっと説明できれば説明していただけますか。 193 ◯三宅区政課長 例えば印鑑証明書でよろしいですか。  確かに印鑑証明書の手数料につきましては、現行300円となっております。これの設定といいますか決め方なんですが、本市は、一つ戸籍関係の手数料につきましては、これは政令によって標準が定められておりまして、それによるものとしています。それに対しまして、住民票の写しとか印鑑証明書なんかは、特にそういう標準ございませんので、どうしてるかといいますと、今、言いました戸籍手数料の改定の状況とか、あと他市の動向などを考慮して決定するようにしております。県内の他の都市とか、全国政令指定都市など、現状を比較しますと、いわゆる300円というところが多い状況になっております。 194 ◯西ヶ谷委員 私は、当局がコストの削減というような点で、特にその中心は人件費削減という形でやられてますし、同時に機械化といいますか、機械によって住民票、印鑑証明などの発行をやっておりまして、今、課長の説明だと、政令で決められている戸籍関係と、印鑑証明あたりは市段階で決められると、こういうことだというふうに思うんですけれども、コストが下がった場合について、その発行、要するに300円を値下げするということも当然論理的にはあり得るんじゃないかというふうに私は考えてきたんですが、そして、探してみましたら、全国ではこの4月から実施に踏み切るところがあるんですね。宇都宮市あたりは400円を300円、コスト削減ができたから300円に値下げをすると、これも一つの私は住民へのサービスの提供として当然論理的にもあり得るし、当然あり得るというふうに見ているわけでありますが、その辺についてのもし考え方があれば触れてみていただきたい。 195 ◯三宅区政課長 ただいま、議員御指摘にありました宇都宮市につきましては、この4月1日から手数料条例を改正して、住民票の写しとか印鑑登録証明書につきまして、現行、宇都宮市は400円ということになっております。それを見直しをしまして、窓口においては300円と。自動交付機が静岡市にもございますが、そちらを使った場合には200円にすると、そういう形で4月1日から実施すると伺っております。  確かに他都市の動向の中も、やはりほかにもそういうところもあることも事実でございます。そこら辺のところは、またその実施状況を見ながらまた検討させていただきたいと思います。 196 ◯西ヶ谷委員 今、課長から言われましたように、論理的にもあり得るし、当然サービス提供という点から、コスト論が盛んに言われているわけでありますので、コストが下げられて、削減できた場合は、そういう料金などでお返しするということはあり得るというふうに思いますので、ぜひそういう点では研究や検討などを重ねて、我が市の場合も1つの工夫として進めていくことも必要ではないかというふうに思いますので、お願いをしておきたいというふうに思います。  最後に、蒲原の複合施設の関係で、特に今の文化センター関係で、1点だけちょっとお聞きしたいんですけども、当然あそこを壊して建設をするという点で、あそこたしか大ホールが500人ぐらいですか。私たち全県の地図を見ると、あそこはど真ん中、真ん中なんですね。いう点で、よくお借りして集会などをやった経緯があるわけでありますけれども、あれを壊して建設中の代替といいますか、対応という場合は、対応についてはどういうふうに検討されているのかなというようなこともありますので、ちょっと聞いておきたいんです。 197 ◯中村生涯学習課長 蒲原の生涯学習施設の建設中の取り扱いでございますけども、これまでの公民館利用者や地域の人たちに学習の場や学習機会の提供を行うために、蒲原支所の空きスペースや、学校の余裕教室等を借用することで対応していくことを考えております。 198 ◯西ヶ谷委員 よくわかりました。  ぜひそういう点で蒲原の皆さんが活動できるように、ぜひ保障していっていただきたいなというように思っております。 199 ◯岩ヶ谷委員 今までいろいろと皆様の御質問を聞かせていただきました。それこそうんちくの詰まった高い御質問がたくさん出てまいりまして、私も実はきょうは20ほど考えてきたわけですけれども、どうやらその20どころじゃなくて4つほどに縮小させていただいてやらせていただきたいと思います。ダブったことについては、一切触れないこととさせていただきます。  それでは、259ページ、この259ページに地域振興費ということでもって、440万円余計上されてます。これにつきましては、主に区民懇話会運営費ということでありますけれども、区民の参画により区の魅力づくりを推進するために設置され、審議をして、その事項を区長に提言をしていくという、こういう重要な役割を担っているというふうに聞き及んでおります。  現在、第2期の区民懇話会が設置されているということですけども、その活動状況と今後の取り組みについてまずお伺いをしたいと思います。 200 ◯三宅区政課長 現在、各区で活動しております第2期区民懇話会は、昨年5月にそれぞれ第1回会議が開催されまして、それぞれ検討するテーマを決定した後、部会などに分かれて担当するテーマについて審議をしております。1年目となる本年度は、それぞれ6回から7回、会議を開催しているところであります。  また、その結果につきましては、年度内に中間提言または中間報告という形でまとめられます。  今後の予定としましては、2年目となります平成20年度内にそれぞれ提言書が区長に提出されまして、その実現に向けて取り組んでいくことになります。 201 ◯岩ヶ谷委員 次に、260ページ、市民生活課所管の分でお願いをいたします。  この260ページに交通安全推進費ということでもって、交通事故のゼロを目指すそうしたことでもって660万円余が計上されております。既に皆様、テレビ等または免許の書きかえのときによく言われますけれども、交通事故ゼロは市民の悲願である。まして被害者、加害者ともに悲惨であり、家庭崩壊につながるというふうに言われております。  そこで、交通安全運動の啓発をどのように行っているのか、まず示していただきたい。さらに、県の交通安全指導員設置事業負担費というのが8,000万円、かなり大きなお金でございます。市内に35人が配属されているというふうに記載をされておりますので、その交通安全指導員の活動内容についてもお伺いをしたいと思います。 202 ◯小野田市民生活課長 交通安全運動の啓発についてお答えいたします。  交通安全運動につきましては、年4回の交通安全運動の初日には、各区にて行う交通安全運動に市長が参加し、交通安全の啓発を市民に対し行い、4月であれば新入学児童に交通安全の呼びかけと、交通ルールの遵守の啓発品を配布し、県警あるいは交通安全関係団体、地域と連携いたしまして、啓発に努めているほか、交通安全運動前には、各警察署、職域あるいは学校、地域等の交通安全関係者によります担当者会議を開催いたしまして、運動の趣旨、運動の重点項目、各関係団体の交通安全運動の実施内容等の確認を行い、市内全域で、各分野で広く交通安全運動を展開しているところでございます。  それから、交通安全指導員35名の活動内容でございますが、市内の各警察署に配置されております交通安全指導員35名なんですが、主要な交差点、あるいはその他の交通頻繁な道路においての学童の登下校時における安全通行の指導、あるいは高齢者、児童等に対する安全通行の指導、交通安全教室の開催、あるいは運転適性診断による運転適性指導、あと学童等に対する交通安全教育の実施、こういったようなものを実施しております。  特に交通弱者であります子供と高齢者に対する交通事故防止を重点に置き、指導を実施している状況でございます。 203 ◯岩ヶ谷委員 それでは、消費者センターにお伺いしますけれども、消費者センターの方は、お二方のほうから質問が出ておりましたので割愛をさせていただいて、同じ消費者センターですが、ページを変えて491から493にまたがりますけれども、計量検査費、これが560万円余計上されております。この中に計量モニターという方々が、前期、後期合わせて60人がここに掲載されております。この計量モニターの内容についてお伺いをしたいと思います。 204 ◯青島消費生活センター所長 計量モニターのことでございますが、計量モニターにつきましては、正確計量への意識啓発という目的で実施しております。年2回、各30名ずつ1カ月間委嘱しているわけなんですけれども、モニターが毎日スーパーマーケットでお買い物していただいて、そのグラム表示のある商品につきまして、自宅ではかり直しまして、そして表示と実際の目方が合ってるかどうか確認していただいて調査していただいてます。それと同時に、店のはかりの状況も調査していただいております。  また、モニター研修会のときに報告会があるんですけれども、報告会を兼ねまして試買品量目検査というのを実施しております。市で指定いたしました5品目をスーパーマーケットで買ってきていただいて、そして商品の表示、そしてその実際の目方と合っているかどうか、その時点で皆さん一緒になって確認をしていただきます。その結果に基づきまして、市で行います立入検査いたすんですけれども、その参考とさせていただいております。 205 ◯岩ヶ谷委員 今、御答弁を聞かせていただきまして、非常に大切なことだなと思います。といいますのも、私たちもスーパーへ買い物に行きますけども、目方をうちへ帰ってはかったことございませんよね。そうしますと、100グラム当たり幾らということになっているんですけれども、それについては今、丁寧な検査をしてるということでございますので、非常に結構だと、このように思います。  それでは、最後になりますけれども、664ページ、スポーツ振興課、お願いをいたします。  体育館の体育館費のうち、右ページ記載の中に、2、体育館施設整備費の中で、中央体育館のプール、水泳場等の耐震の補強工事に1億7,000万円余が計上されております。施設空間が本来は広い場所でありますし、また、不特定多数の方々、市民が多く集まる場所に、このような場所こそ早期の耐震が必要と思われていましたけれども、いよいよ順番が来て、このところになるということでございましょうけども、現状の耐震性能と、今どのくらいであるかと、それからまた、工事の内容と工事の時期は補強工事後に耐震性能はどれくらいに上がっていくのか、お伺いをいたします。 206 ◯藤井スポーツ振興課長 現在の耐震性能でございますが、静岡市が公表しております公共建築物の耐震対策の現状、平成19年7月版でございますけども、これによりますと、中央体育館、プールの耐震性能は、東海地震に対する建築物の分類中、分類3に該当し、耐震性が劣る建物で、倒壊する危険性があり、大きな被害を受けることが想定されるに分類されております。今回の工事により、軽微な被害にとどまり、地震後も建物を継続して使用できる分類1Aという、一番グレードの高いところですけども、ということで、耐震性能がすぐれている建物となります。  なお、工事の内容につきましては、主な部分でございますけども、屋根の荷重を軽減して耐震性を上げるために、現在使われております重いコンクリート製の屋根材を撤去して、軽い金属製の屋根材にふきかえる工事、また2階の見学ギャラリーもコンクリートの手すりからステンレス製に交換し、重量の軽減を図るということになっております。  なお、工事期間につきましては、プールの繁忙期である夏休み期間を除いた9月から翌年3月を予定しております。 207 ◯中山委員長 以上で質疑を打ち切ります。  次に、要望・意見、討論及び採決に移りますが、議案第39号中所管分については、昨日の環境局所管分とあわせて行います。  また、要望・意見、討論を述べられる方は第何号に対してのものなのかわかるようにお願いします。  では、これら議案9件に対する要望・意見、討論がありましたらお願いいたします。 208 ◯望月委員 静政会ですけども、全議案賛成でありますけども、2点要望を含めて賛成討論にかえさせていただきます。  初めは、日本平動物園再整備事業でありますけども、きょう所長の動物園に対する熱意は十分伝わってきたんですけども、その予想入園者数の根拠というのは60万から100万というような非常に根拠が乏しいということを少し感じました。いろんな各種整備計画を策定するときの主要フレームといったことでいくと、基本的には入園者数というのを想定をして、それをどのようにそれに、来園者の混雑とかそうしたことをしっかり対応していくということが大事だと思います。  そういう意味でいいますと、これから猛獣館とかいろいろなところ整備されて、5年計画でやっていくわけでありますけども、やっぱりそのためには道路計画なり駐車場問題等々がしっかりしてこなければ、やっぱり来た人たちがもう二度と来たくなくなるということにもなります。この60万と100万という非常に根拠が乏しい中で、これから道路計画と駐車場というのはしっかり整備されるのかなというちょっと心配をきょうは受けました。  そんな意味では、まだこれから最後の完成を目指していくわけでありますけども、ぜひそうした100万というような気持ちも大事でありますし、それに向かっても努力をしてもらいたいんですけども、あわせてやっぱり道路計画とか駐車場計画というものをしっかりして、来園者がまた来たくなるというようなことの努力をさらにしていただきたいということが1つであります。  それから、2つ目は、生涯学習センター条例の改正でありますけども、きょういろんな意見が出ましたけども、お話を聞きまして、十分当局の意図することは理解できました。いずれにしましても、設置目的あるいは7つの事業が十分にしみ渡って、従来以上にやっぱりこの生涯学習館なりセンターが活用される施設となることを願いますし、また従来の公民館でありました社会教育関係団体あるいは公益団体が、引き続いて生涯学習センターあるいは交流館にあっても、必ずその団体と関係するところが引き続きそうした形で対応できるということをお願いしたいというように思います。  いずれにしましても、生活文化局というのは、基本的にはやっぱり市民自治基本条例の推進の源というように思います。文化とかスポーツとか、自治会のまちづくり活動等々に大きくかかわる局でありますだけに、ぜひそんな意味では市民との協働精神をより発揮して、頑張っていただくことをお願いして、賛成にかえさせていただきます。 209 ◯青木委員 自民党市議団、全議案に賛成をさせていただきます。  その前提のもとに、要望を少しさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  特に市民生活部ということになりますけど、路上喫煙の対策事業ということで、大変な効果を上げておりますという説明を受けた中で、これは明るい、いい話題としてうれしいなとつくづく感じました。どうかほかの議員の方も、もう質疑の中でやっておりますけど、この事業は拡大していってほしいことを要望いたします。特に路上禁煙から始まりまして、公的な施設でもかなりこういった禁止区域も出ておりまして、そういった効果も見受けられますし、ほか私ども気がつくお子さん、子供さんからも言われるんですけど、車上からたばこのポイ捨てが非常に多いということで、私どものある河川で火災を呼んでしまって、大騒ぎになったことがあったんですけど、そんなことを踏まえて、こうした一つのいいことですから、路上喫煙対策事業からもっと拡大をしていってほしいことをお願いしておきます。  それから、これは特にもう市長の政策理念だということで、市民の目線を大切にしながら都市の品格を高めようということも言われておりますので、そういったことを重点的に考えた中で、特に消費生活センターの皆さんには大変な業務だと思いますけど、頑張ってほしいなと思います。  特にいろんな相談がある中で、消費者相談ということも聞かされた中で、6,000件以上もあるので、これびっくりしてしまったんですけど、非常に生活していく中ではそうした弱者も非常に大勢おるんだということで、わらにもすがりたいような気持ちで訪ねていくんじゃないかなと思っております。そんなことで、いい方向づけができれば、本当にありがたいことだと思いますし、そういった皆様の気持ちを重視していっていただいて、先ほどもちょっと笑われちゃいましたけど、そういった方からありがとうと言われるような事業展開をしていただいたら幸いと思いますので、つけ加えます。  それから、もう一点ほど、これは静政会からも今言われましたけど、生涯学習課、生涯学習施設ということで公民館の名称が変わるということなんですけど、これは私どもにとっても今回びっくりした事実です。この名称ということは、電話でやりとりするにも、私のところは高部公民館ですけど、もう長々と言わなければならない事実だけでも大変なことです。だけど、新しいものを目指して改革して、市民が一番使いやすい、利用を拡大していくんだということを基本理念と言われましたから、期待も申し上げるわけですけど、このリスクも私は大変大きいと思っております。余り拙速に名称を変えて、その効果だけを求めるのもどうかと思いますけど、いろんなこうした議論、意見出ておりますから、重く受けとめておいていただいて、運営自体そのものもいろいろ気をつけて進みますよということですけど、直営制度がいいなのか指定管理者制度がいいなのかということの議論を深めた中で、やはり地元の住民の皆様、そこをコミュニティーの場として使う皆さんの、要するに意見等を大事にしていただいて、今後慎重に進めてほしいことをお願い申し上げておきます。  以上、自民党市議団、要望にかえさせていただきます。 210 ◯岩ヶ谷委員 まず最初に、今、上程されてますところの議案でございますが、これについては全議案賛成をいたします。  それでは、要望に移らせていただきますけども、まず、区の魅力づくりについてでございます。  私も、自分の町内に区役所がございますので、区のほうへは足を向けさせていただいたりしますけれども、区の魅力づくりの事業の中で、区長が地域市民と交流を強化し、実行するための案を協議をしていくということに、今、なっているわけでございますけども、その実行するための予算が実は区長として要求権というのが、予算要求権というのが今現在、付与されていないというふうに話がされております。  そんなことでもって、区長が言ったわけではございませんけども、できる限り区の長である区長が自分たちの予算を十分に要望できるようにお願いをまずしたいというふうに思うわけです。そのために、今、1,000万円の予算が少ないか多いかといいますと、それは各区でもって検討しながらやってくということになりますので、権限が今現在は移譲されておりますけれども、1,000万円の使い勝手は区長が考える。ところが、区が区民との対話から、区民要望を吸い上げてきた場合に、区長の権限によって予算要求を行い、自主的な実行力が発揮できるよう要望しておきたいと、このように思います。  次に、団塊の世代でございますけども、いよいよ団塊の世代そのものはあと3年から4年、もしくは5年が団塊世代の行政の対応策としては一番期待がされるところだというふうに考えます。ぜひ相談またはいろんな情報を提供するということは、きょうの説明でもよく理解はしておりますけれども、やはり何といっても団塊の世代の方々がメディアを通して、静岡市の中に暖快(団塊)倶楽部があって、そのクラブのところへアクセスするとかなり自分たちにいろんな情報を流してくれるよということをぜひともさらに、さらに情報提供をお願いをしたいと。きょうも4,000何百件という件数があったというふうには伺っておりますけれども、多分ダブって情報を聞いてる方がいると思われます。そんなことも考えると、これからのメディアを通しての情報提供もよろしくお願いをしたい、このように思います。  それから、消費者センターでございますけども、先ほどからいろいろ話がありました。大変に御苦労されながら頑張っていただいていることでありますけれども、消費者にとりまして訪問販売についてはいろいろと心を砕いているし、またお年を召した方々を含めて若い方々の中にも、クーリングオフ、これがまだ消費者にとって全部が全部理解をしているとこではございません。そうした部分でもって、訪問販売等に対しまして下水の配管、または屋根、壁の修理、それから縁の下の湿気取り、いろんなことがございますけれども、そうした部分で困ったときにはすぐ消費者センターに一報を、また自分たちのほうからどんどん来ていただける環境の条件を上げていただきたい。これは、今現在が悪いというわけじゃありません。もっともっとPRをして、消費者センターの位置づけと消費者センターへ来ていただくという、その部分をぜひとも進めていただきたいということをお願いしておきます。  それから、災害見舞金でございます。これは、今現在、見舞金が床上浸水でもって1万円から2万円に、平成17年に引き上げられたということも伺っております。しかしながら、畳1枚かえるだけでも、皆様御承知のとおりにウン万円というお金がかかります。といいますと、たとえそれが確かに日本全国地域または自治体の平均というふうに言われておりますけれども、私はまだまだその辺について配慮をしていく必要があるではないかというふうに思いますし、また現状、皆様方、市民から低いと言われておりますので、ぜひともこれについては上げていただきたいことを要望しておきます。  最後になりますけども、環境部でございます。  この間、小瀬戸の件では、光産業エンジニアリング、この方々の協力によりまして、自己責任ではありますけれども、環境部の強い要望、要請と、そしてまた粘り強い話し合いの中でもって、中に入っている紙がある面で段ボールとか紙とか、そうしたものが排除されたということを報告をいただきました。これは、水はあくまでも私たち人間が生きていくための生命の源であるということを基本に考えますと、これからの検査の継続と、そしてまたさらなる力強い、そしてまた粘り強い方向性、考え方で光産業エンジニアリングの方々にさらなる処理をお願いしたいということを強く要望して、私の意見とさせていただきます。 211 ◯西ヶ谷委員 要望については、先ほどの質疑との関係で要望は言わせていただいてるものですから、ぜひ前向きに受けとめていただいて進めていっていただきたいなというようにお願いをしておきたいというふうに思います。  討論でありますが、共産党としては、議案39号平成20年度一般会計予算及び64号、74号の3件について、反対しておきます。  その理由は、1つは、由比町との合併関連予算案でありますが、庵原郡環境衛生組合負担金、産業廃棄物処理業者データ整備経費、住民情報システム整備費等計上されてきているところであります。我が党は、特に地方を無視しての自治体リストラを目的にして進められてきた平成大合併につきましては、一貫した反対の立場を貫いてきたところであります。特に由比町とは、関係は複雑な経緯をたどったのが由比町の合併でありまして、いわゆる最終的には、住民投票を実施するということの中で住民の判断で行うべきだったというように考えております。  いま一つは、西ケ谷清掃工場の建設問題でありますが、ストップ地球温暖化問題、それから環境保全等を考えれば、ごみの減量及び資源化の促進こそ、市政の大事な柱にしていかなくてはならないと考えております。  そういうもとで、大型の直接溶融炉の建設は逆行すると同時に、特に安全性という問題においても、まだ未知の施設でありまして、そういう点では容認することはできないわけであります。  第3は、公民館を廃止して交流館に切りかえる問題でありますけれども、市民的には、私たちの地域を見ても、交流館に切りかえる必要があるという声は全く出てませんし、その必要性、要望も出ていないという状況であります。私が考えるところによれば、やはり社会教育法に基づく施設から、地方自治法に基づく施設、一般の公共施設の扱いをして、最終的には指定管理、経費の削減の対象にされていくという危険性が大いに受けとめることができるわけでありますので、そういう点では、今の公民館の歴史のもとで、住民に支えられた公民館のさらなる充実ということが必要になっているというふうに考えておりますので、以上、3件についての議案に反対をしておきます。 212 ◯白鳥委員 民主市民会議です。  39号を初めとするこの9件についてすべて賛成をいたします。  要望・意見を言わせていただきますけれども、まず、魅力づくり事業、これについて先ほど岩ヶ谷副委員長からもお話がありました、区長の権限というお話がありましたけれども、この魅力づくり事業は、あくまで魅力をつくるための事業であるという私は認識をしておりまして、継続的に進むべき事業については、やっぱり担当課に事業を移して、そして担当課のほうから予算をとって、そして事業としていく。新しい区長のもとで新年度は新しい魅力づくりをつくっていくんだというふうな形で進めていかないと、この魅力づくり事業の意味がやっぱり薄らいでいくのではないかなというふうに思っていますので、その辺、よろしくお願いしたいと思います。  それから、消費生活センターについてですけれども、多くの相談を受けていただいて、大変ありがたいことだなというふうに思いますが、先ほどの質問のときにも言わせていただきましたけれども、多重債務の方については、やっぱり弁護士料というのが意外に敷居が高い相談になっているんではないかなというふうに思っております。そういう説明をしていただいているということでありますけれども、できる限り、その説明を丁寧にしていただくことと、その弁護士費用の負担のなかなかしかねる状況の方については、何らかの対応をしていただければなということを要望しておきたいと思います。  それから、国際化、フエ市の研修員の受け入れ事業について説明をしていただいたことと、それから国際協力に対する前向きなお話をいただきました。静岡市の品格を高めていくという意味では、とても大切な取り組みだというふうに再認識をさせていただきましたので、ぜひこの取り組みを前向きに進めていっていただきたい、そのことをお願いをいたします。  それから、斎場の問題ですけれども、やはり市民に直接対する場であるということで、他の事業についても似たようなことが言えるんですけれども、その時々には、高圧的な指導ではなくて、きちっと丁寧な説明を促していただきたいなと、そういう指導をしていただきたいなというふうに思っております。  それから、64号の生涯学習センターについて、指定管理者の問題、そして料金の問題について指摘をしつつ質問をさせていただきましたけれども、この辺について先ほどもお話がありましたが、地域住民の大切な拠点であるというふうに思っております。そういう意味では、今までの利用がどういう活動を支えてきたのかということをもう一度精査をしていただいて、その学習交流館、センターへの移行ということになりますけれども、その内容を貴重に思いながら、ぜひその施設運営に進めていっていただきたいなというふうに思っております。  また、指定管理者が出てきたときには、また改めて議論をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 213 ◯中山委員長 要望・意見、討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  まず、議案第39号、議案第64号及び議案第74号の3件を採決します。  議案39号外2件は、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。             〔賛成者挙手〕 214 ◯中山委員長 賛成多数ですので、議案39号外2件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第42号、議案第59号、議案第75号、議案第85号、議案第91号及び議案第92号の6件を一括して採決します。  これら議案6件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 215 ◯中山委員長 御異議ないものと認め、これら議案6件は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  以上で、議案の審査を終了します。     ────────────────────────────── 216 ◯中山委員長 以降、報告事項ありますけども、残る報告事項に関係のない説明員の方は退席していただいて結構でございます。長時間お疲れさまでした。御苦労さまでした。             〔説明員退席〕 217 ◯中山委員長 では、次に2件の報告事項に移りますが、これら2件については、本日は報告を聞きおくのみとさせていただきますので、御承知おき願います。  まず、市民活動促進基本計画の策定について、当局からの報告をお願いいたします。 218 ◯小野田市民生活課長 お疲れのところ、申しわけございません。  市民生活課からは、市民活動促進基本計画を策定したことの報告とあわせて、概略に基づきまして、資料に基づき簡単に説明させていただきます。この2枚のこの資料を見ていただきたいと思いますが、市民活動促進基本計画の策定についてをごらんいただきたいと思います。
     この基本計画は、市民活動の促進に関する施策を総合的かつ計画的に実施するため、市民活動の促進に関する基本的な考え方と施策を定めたものでございます。計画期間は平成20年度から平成23年度までの4年間になります。目標としまして、この4つの達成目標を定めました。  1つ目は、広く市民が市民活動に参画していることを示す指標としまして、ボランティア登録者数を1万1,000人を掲げました。  2つ目は、組織力のある市民活動の団体の充実を示す指標としまして、常勤・有給スタッフ1人以上の市民活動団体数を110団体を掲げました。  3つ目は、市民活動団体の広がりを示す指標といたしまして、NPO法人数を300団体を掲げさせていただいております。  4つ目は、市民活動団体と市の協働の進展を示す協働事業数を150団体の目標を掲げさせていただいております。  続きまして、計画概要につきましては、2枚目の体系図をごらんいただきたいと思いますが、課題につきましては、市民活動促進協議会の意見を踏まえ、市民活動の社会的使命の徹底と評価の制度の確立以下、全体として7項目を掲げさせていただいております。  これらの課題を踏まえ、課題解決の施策を各種施策に共通する視点として、市民活動の理念の共有化の推進、市民活動を担う市民の実行力と組織力の向上、相互理解と連携、協力の促進、この3つの施策方向を掲げまして、施策が全体として効果を上げることができるよう取り組むこととしております。  具体的な施策としましては、4つを掲げました。  市民活動への参画の促進では、市民活動の担い手をふやすために、また市民が社会の担い手として意識を持つためにボランティア養成講座の開催、あるいは啓発用リーフレットの配布、こういった、あとボランティア求人、ホームページ等の充実などの事業を行っていきます。  それから、市民活動の自立を支える環境づくりでは、NPO法人やボランティア団体などの団体など市民活動の担い手となる市民が、自立して継続的に活動しやすい環境づくりとしまして、マネジメント講座の開催、市民活動情報の収集、提供のための情報紙、ホームページの運営、交流イベントの開催などの事業を行っていきます。  協働事業の促進では、市民活動団体と市の協働事業をふやしていくために、PRやコンサルティングなどによる協働事業、提案制度の活用促進、市民活動団体や企業あるいは学校との交流の場づくり、市職員の啓発のための研修などの事業を行ってまいります。  それから、促進体制の整備では、市民活動センターの整備、あるいは理念やルールの啓発などの事業を行ってまいります。  最後になりますが、1枚目の裏を見ていただきまして、この市民参画手続としましては、静岡市市民活動促進協議会を7回開催したほか、1月には市民意見提出手続の受け付けと意見交換会、それから出前講座を実施いたしました。  今後の予定につきましては、4月にホームページに公開いたしまして、5月には広報しずおかに掲載し、周知を図っていく予定でございます。  なお、市民活動促進基本計画は、3月末に印刷製本されますので、委員の皆様には配付させていただきますので、御了承願いたいと思います。  以上、報告と市民活動促進基本計画の概要の説明を終わります。よろしくお願いします。 219 ◯中山委員長 続きまして、次に静岡市スポーツ振興基本計画について、当局から報告をお願いします。 220 ◯藤井スポーツ振興課長 それでは、もう少し御容赦をいただきたいと思います。  この計画につきましては、スポーツ振興法に基づきまして、教育委員会の補助執行をしているスポーツ振興課が、国・県のスポーツ振興基本計画を参酌し、政令指定都市にふさわしい計画を策定いたしました。  計画の策定では、パブリックコメントにより市民の皆様から御意見をいただいたものを考慮するとともに、基本計画策定委員会及び作業部会を庁内15の関係課及び体育協会など3団体も含め設置し、編集をいたしました。  それでは、基本計画の概要版をごらんいただきながら説明させていただきますので、お手元のこの概要版を見開いて、こういうふうな形でちょっと見開いて順次説明をさせていただきます。  初めに、1の基本理念は、真のスポーツ振興の実現とスポーツを通したまちづくりを推進するとし、「~からだ・こころ・まち 未来へ~」は、市民向けに示したキャッチフレーズでございます。  2の計画期間は、本市の総合計画との整合性をかんがみ、平成26年度までの7年間といたしました。なお、第2次総合計画が示される平成22年度には改訂版を作成いたします。  次に、真ん中のページ、3の目標、指標、基本施策をごらんください。  目標は、市民ひとり一スポーツを掲げ、成人、子供ともに週1回以上、運動、スポーツを行うことと定めました。  指標は、成人が実施率68%、子供が83%といたしました。成人の指標につきましては、第1次総合計画終了後の成果指標65%を基準に、また子供の指標につきましては、平成19年、今年度でありますが、調査結果の79.7%を基準に、ともに平成26年度までの年間の伸び率を0.5%として定めたものでございます。  続きまして、計画の概要でございますが、右ページをごらんください。  施策の柱として、環境づくり、人づくり、プログラムづくりを掲げ、1つ目の環境づくりは、スポーツ施設の充実、2つ目の人づくりは、スポーツ指導者、選手の養成、3つ目のプログラムづくりは、スポーツ活動機会の創出の視点から、基本施策を立てたものでございます。  次に、裏の4の重点施策をごらんください。  1点目の総合型地域スポーツクラブの全市展開につきましては、地域住民のだれもが活動できるクラブの展開を目指し、今までは9クラブでございましたが、きょうの新聞掲載にもありましたように、葵スポーツクラブが設立された現時点では、10クラブございます。それを平成26年度までに20のクラブに増設してまいりたいと考えております。  2点目の広域スポーツセンター機能整備につきましては、広域スポーツセンターという箱物施設をつくるのでなく、ソフト面を整備していくところで、総合型地域スポーツクラブへの育成支援はもとより、静岡市のスポーツ活動全般について効果的に支援していきたいと考えております。  次に、最後の最終ページ5でございますが、5の推進体制をごらんください。  これは、本計画の事業が順調に進行しているかどうかの進捗状況を把握するため、庁内にスポーツ振興基本計画推進委員会を設置したいと考えております。  なお、基本計画の周知方法といたしましては、計画書を2,000部、概要版を4,000部印刷し、市議会議員の皆様を初め、政令市や市内の学校、公共施設、スポーツ関係団体等へ配付してまいりたいと考えております。  また、市のホームページにも掲載し、周知を図ってまいりたいと考えております。     ────────────────────────────── 221 ◯中山委員長 次に、閉会中継続調査の手続についてでありますが、お手元の資料、今分けましたけども、現委員の任期満了後も引き続き調査を継続する必要があると思いますので、閉会中の委員会開催及び視察の公務取り扱い等のため、委員会条例第37号の規定により、所管事項に関する閉会中継続調査の手続をとりたいと思います。  お諮りします。  お手元の案のとおり、議長に対して委員会の閉会中継続調査の申し出を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 222 ◯中山委員長 御異議がありませんので、案のとおり、議長に対して閉会中継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。  なお、本件は本会議において議決を行うことになりますので、御承知おき願います。     ────────────────────────────── 223 ◯中山委員長 以上で、生活文化環境委員会を閉会します。                 午後4時57分散会 生活文化環境委員長  中山 道晴 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...